3月19日に行われた九州共立大チャレンジ記録会の女子ハンマー投で、村上来花(九州共立大1)が63m68をマークした。この記録は日本歴代7位、学生歴代3位の好記録。自身が持つU20日本記録(62m88)を2年ぶりに更新した。
村上は青森・弘前実高時代にハンマー投を始め、高1歴代(52m91)、高2歴代(61m02)、高校記録(62m88)と次々に更新。高校生ながら日本選手権で3位に入るなど活躍していた。だが、高3の11月に左膝の靱帯と半月板を痛める大ケガを負い、手術を経て長いリハビリ生活を送っている。
それでも驚異的な回復力を見せると、九州共立大に進学して1年目の昨年は6月のU20日本選手権で優勝。8月のU20世界選手権では、この種目で全カテゴリー通じて女子初の世界大会メダルとなる銅メダルを獲得する快挙を成し遂げた。さらに9月の日本インカレも1年生優勝を果たしている。
また、同競技会では奥村梨里佳(3年)が学生歴代6位となる61m16を投げた。
月陸編集部