十両は翠富士V「胸から」親方助言で優勝決定戦制す

十両は翠富士V「胸から」親方助言で優勝決定戦制す

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/11/22
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十両優勝決定戦で旭秀鵬(左)を押し出しで破る翠富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲11月場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館

十両は東2枚目の翠富士(24=伊勢ケ浜)が10勝5敗で優勝決定戦を制し、優勝を飾った。

勝てば優勝の本割で旭秀鵬にはたき込まれた。同じ相手との決定戦。低い立ち合いから真っすぐ出て、最後は相手が内無双にきたタイミングで一気に押し出した。「本当にうれしい」と笑顔を見せた。

「本割で勝ちたかったですけどね」と苦笑い。勝ちたい意識が強すぎたか、攻め込みながら足が出なかった。戻った支度部屋で髪を結い直しながら付け人と「どうしようか」と相談。そこに現れたのが、部屋付きの安治川親方(元関脇安美錦)だった。

「安治川親方に『胸からいけ』と。胸からいったら引きは食わない。どうだろうと思いながらその通りにいったら勝てました」。的確な助言が生きた。

これで来場所は新入幕が濃厚になった。「テレビでいつも見ていた人たちと当たる。できる限りいっぱい勝ちたい」。171センチ、114キロの小兵が目標に掲げるのは「鷲羽山さん、北播磨さんにはあこがれました」。特に小さな体から多彩な技を繰り出し、「ちびっこギャング」の異名をとった元関脇鷲羽山の印象は強いという。「押していって、押し切れなかったらいろいろな技を出していきたい」と語る。

炎鵬をはじめ、幕内の土俵は小兵の活躍が目立つ。翠富士も「炎鵬関を見ていて、自分もそうなりたいと思っていました」。小兵勢の新戦力がまた、土俵をわかせそうだ。

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