中条あやみ似のトリマー「悪いオジサマにはやっぱり魅力があるんです」

中条あやみ似のトリマー「悪いオジサマにはやっぱり魅力があるんです」

  • LEON レオン オフィシャルWebサイト
  • 更新日:2022/01/15

「ワイングラスの向こう側」(cakes)でおなじみ、奥渋谷のバー「BAR BOSSA」(バール・ボッサ)のマスターにして作家の林伸次さんが、バーテン仕込みの絶妙な話術でさまざまな美人さんの本音を聞き出す連載です。

テーマは今どきの美女たちの”悩める恋愛事情”。美人が出会った最低男を裏テーマに、彼女たちの恋愛体験(主に失敗)談と本音の恋愛観に迫ります。第55回目のゲストは、あやみさん(29)です。

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18歳上の元彼には“裏”がありました

── ようこそいらっしゃいました、林です。よろしくお願いいたします。

「こんにちは。今日はよろしくお願いします」

── え〜、ここでのニックネームを、芸能人の名前を借りてつけたいんですが、誰かに似ている気がするんですけど……。

「あ、そうなんですね。たまに笑った顔が中条あやみさんに似てるって言われます」

── あ、中条あやみさんだ! では本日は、あやみさんと呼ばせていただきます。早速、恋愛の話から聞かせてもらってもいいですか? 自分が美人だなって気づいたのはいつくらいですか。

「今も美人とは思ってないけど、自信がついたというか、自分を受け入れることができたのが、23歳くらいの時ですね」

── その年齢まで自信がなかった?

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「はい、周りに美人さんが多くて、私は平凡だったから。でも23歳くらいの時から自分を綺麗に見せる努力もしたし、目に留めてくれる人が多くなったので、“可愛いと思っても大丈夫なのかも”と思いました。受け入れですね」

── 目に留めてくれるというと、その頃からモテ始めたんですか?

「モテたというより、いろんなチャンスが巡ってくるようになったんです。恋愛だけじゃなく、仕事や交友関係を含めた、いろんな意味でのチャンス」

── そういうことが続くと自分に自信がついてくるの、わかります。その頃はどんな人とお付き合いされていたんですか。

「18歳上の人と2年くらい付き合ってました。いい人ではありましたけど、裏がありましたね」

── 裏ってどんな?

「離婚したって言ってたのに、籍が抜けてなかったんです」

── あ〜、悪い男によくあるやつだ。

SNSで“彼氏の奥さん”を発見……!

「でも素敵な人でした。人生で一番愛していたとは思います。4年前に離婚しているって聞いてたんです。元奥さんはアーティストだから、家の一角をアトリエとして貸していて家に出入りすることはあるけど、それだけだって。私が彼の家に泊まることもあったし、突然訪ねても1度も鉢合わせしなかったので、本当にそうなんだろうなって思っていました」

── ってことは、奥さんがいない時に呼ばれてたんですか。

「そうだと思います。ある時、彼の家で奥さん宛の郵便物を見てしまって名前がわかったので、SNSで検索したらヒットしちゃって。背景に映ってるのは彼の家だし、離婚してないなって気づいたんです」

── なるほど〜、奥さんのSNSで事実がわかっちゃったんですね。でも、その彼と付き合ってる時には楽しかったんですか。

「凄く楽しかったですよ。月に1回は旅行して、必要な家電とかも買ってくれたし、抜かりなかったですね。一緒に暮らそうとも言ってくれていました」

── いずれは結婚しようって言ってたんですか? 彼。

「はい、言われてましたけど、その気配はないし、元奥さんと言っている人にアトリエを探せとも言わない。……ってことは、真剣ではないですよね」

── 彼には奥さんのSNSのアカウントも見てるって言ったんですか。

「別れる時に言いました。離婚していないのであれば、それは私に言わないといけないことだったって。その前にも彼に『何かあった時に慰謝料を請求されるのはこっちだから。籍が抜けていても内縁関係だとか、相続が奥さんになっているとか、そうすると訴えられるのはこっちだから』って言ったんです。その時はもう、泣きながらですけど」

── そうか、泣いちゃって……。

「はい、そしたら、『ちゃんと離婚している。心配かけてごめんね』って言ってたんですが、嘘だったんですよね。私がアカウントを見つけてなかったら、わからないまま付き合って、ずっと信頼していたかもしれない」

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── その内縁云々の情報は、誰かに聞いたんですか。

「自分で調べました。もし離婚してなかったらどうしよう、って心配だったので」

── そうですよね、それで人生棒に振ることもありますからね。

「はい。だから、離婚しているって彼が言っているLINE画面をスクショするとか、自分を守れる証拠を全部取っておいて、別れる時には奥さんにDMを飛ばしました」

── えええええ!! DM送ったんですか。怖い!(笑) どうなりました?

「やれることは全部やった感じかな。奥さんを激怒させて、『あなたの敵は私じゃないですよ、訴えるべき人間は誰だと思いますか』という話に持っていくのが私の狙いでした。彼女とタッグを組んで、元彼から慰謝料でも取れたらいいなとも思いましたけど(笑)、そうもいかなかったですね」

── その元彼からはメッセージきました? 「奥さんにメッセージした?」とか。

「う~ん、DMのことに合わせて、『渡してあった私の家の合鍵を返してほしい』とメッセージで送ったんですが、彼からブロックと着信拒否をされてしまい、一番大事な合鍵のくだりが届いているかわからなかったんですよ。それで再度奥さんにDMしたら合鍵がポストに入っていたので、奥さん宛のメッセージももしかしたら読んだんじゃないでしょうか」

── あ〜、読んだでしょうね。そうか〜。なんか凄いことを聞いてしまいました。

場数を踏んでいるオジサマって魅力的なんです

── やっぱりそういうちょっと悪い男って惹かれちゃうものなんですか。

「そうですね、元彼のことを、なんであんなに好きになったかっていうと、ん〜何というか、誠実ではないところなんですよ(笑)」

── 誠実じゃない方がいいんですか(笑)。

「そういうわけじゃないんですけど、遊んでる男性って魅力的ですよね。『いいじゃんこれくらい』って言ってしまえる悪さがある」

── それ、もうちょっと詳しく聞きたい。それはどういうことで感じさせるんだろう。女性にビビってないとか、話慣れてるとか?

「ルーズに感じることも多いけど、でも、欲しい時に欲しいワードが出てきますね。それがギャップになって、“なんだ、ちゃんと私のことを愛しているんじゃん”って思わされてしまう」

── あ〜なるほどそこか! 結局私のことが好きなんだ〜、みたいなのがたまんないんですか。

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「そうですね、具体的にはわからないけど、いいところをついてくる。で、そういう人たちって、ビシッとしたスーツじゃなくて、どこかお洒落なんですよね。香水もいい匂いだし。あとは毎日愛を伝えてくれてましたね。愛してるよとか、お疲れ様、とか」

── そういう人って毎日言うんですね! そうか、やっぱり言わなきゃいけないのか。これ、大きいですね。

「しかも、それで大胆なことをやってのけちゃうんですよ。一緒にいて刺激的で楽しいんです」

── 破天荒で、でも自分のこと見て、好きを伝えてくれる。そしてお洒落。それはモテるだろうな。

「そしておじさんなのに、若々しい(笑)。私の目線で話が通じるし、一緒にはしゃいでくれる。普段ちょっとウザくても、何かあった時には100%守ってくれるという信頼感もある。場数を踏んで、世の中のことをわかってるから」

── それだ! 大人の包容力みたいなものと精神的な若さをもっていて、実行力もあったら、それは魅力的ですよね。その実行力が浮気にも発揮されてしまっているのでしょうが(苦笑)。年の差があってもモテる人は、やっぱりそれだけの理由があるんですね。では、次回はその後の恋愛についてお聞かせいただけますか?

後編に続く

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■ bar bossa(バール ボッサ)

ワインを中心に手料理のおいしいおつまみや季節のチーズなどを取り揃えたバー。 BGMは静かなボサノヴァ。

住所/東京都渋谷区宇田川町 41-23 第2大久保ビル1F

営業時間 / 月~土 19:00~24:00

定休日 / 日・祝

問い合わせ/TEL03-5458-4185

● 林 伸次(はやし・しんじ)

1969年徳島県生まれ。早稲田大学中退。レコード屋、ブラジル料理屋、バー勤務を経て、1997年渋谷に「bar bossa」をオープン。2001年、ネット上でBOSSA RECORDSを開業。選曲CD、CD ライナー執筆等多数。cakesで連載中のエッセー「ワイングラスのむこう側」が大人気となりバーのマスターと作家の二足のわらじ生活に。近著に小説『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる』(幻冬舎)、『なぜ、あの飲食店にお客が集まるのか』(旭屋出版)など。最新刊はcakesの連載から大人論を抜粋してまとめた『大人の条件』(産業編集センター)。

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