au、4Gの周波数からの5Gエリアは分けて掲載、i5G対応SIMへの交換は電話で対応

au、4Gの周波数からの5Gエリアは分けて掲載、i5G対応SIMへの交換は電話で対応

  • ASCII.jp
  • 更新日:2020/10/17

すでに記事を掲載しているとおりに(「au、「5Gにはこだわってやっていきたい」 2021年度内に5G人口カバー率90% 29歳以下に学割」)、KDDIは16日に発表会を開催。iPhone 12の発売を前にした同社の5Gへの取り組みや29歳以下を対象にした拡大版学割を発表した。そこでの質疑応答で、いくつか興味深い情報があったので紹介しよう。

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KDDI髙橋氏

新規周波数と4Gからの転用でサービスエリアは 違いがわかるように表示する予定

まず、5Gのサービスエリアについて。KDDIは2022年3月末までに約5万局の5G基地局を用意し、人口カバー率で90%に達するとしている。そして、このエリアは4Gで用いられている周波数の5Gへの転用が前提となっている。

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年度内に人口カバー率で90%となるauの5G網。ただし、その前提として電波が飛びやすい4Gで用いている周波数の5Gへの転用がある

しかし、5G専用に新規に割り当てられたサブ6(auは3.7GHz帯)やミリ波は広い周波数幅があり、確実な高速化が見込めるのに対し、4Gからの転用ではさほど速度が変わらないのではという見方もある。実際にライバルのNTTドコモは、5Gのエリア整備は当面新規の周波数で進めるという方針であるのとともに、消費者保護の観点から、新規周波数による5Gエリアと4Gからの転用による5Gエリアをマップで色分けしてわかるようにすることが必要と主張している。

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5Gのエリアマップでの表現については、消費者保護の観点からドコモが注文を付けていたが、auはそれに従う形となった

この件について問われたKDDI髙橋社長は、5Gのエリアマップについて、新規周波数による5Gエリアと4Gから転用した周波数によるエリアについて、違いがわかるように示していく予定とした。一方で、4Gからの転用でもコア部分が5G化することで、映像の高画質化が可能などメリットがあるとして、総合的な体験の向上を目指すと語った。

iPhone 12をauで使うにはSIM交換が必要 SIMフリー版を購入しても店舗に行かずに済むよう対応を準備

続いてはSIMについて。auの5Gスマホでは、5G対応のSIMが必要であり、アップルのサイト上にも、auの場合はiPhone 12のアクティベーションには新しいSIMが必要だと記されている。iPhone 12を含む5Gスマホをauから購入した際はSIMも交換されるが、問題はSIMフリー版iPhone 12を入手して、既存のauのSIMで利用する場合。SIMの交換にキャリアショップに出向かないといけないとなると、単純に手間がかかるうえに混雑も心配と言える。

この点について、髙橋社長は「ユーザーのご迷惑にならないように対応する」として、ユーザーが店舗に行かなくても済むよう、電話によるサポートなど対応策の検討を進めていると語った。

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au

オカモト/ASCII

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