ノーヒットノーランを回避した巨人戦で「暗黙のルール」2つも発動

ノーヒットノーランを回避した巨人戦で「暗黙のルール」2つも発動

  • ココカラネクスト
  • 更新日:2021/06/12

プロ野球界にはルールブックに書かれていない「暗黙のルール」なるものが存在する。

巨人が危うくノーヒットノーランをされそうになった9日オリックス戦(京セラドーム大阪)で、「暗黙のルール」が2つも粛々と実施されていたことにお気づきだろうか。

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【暗黙のルール①】

ノーヒットノーラン(完全試合や投手タイトルがかかった試合含む)など記録の継続中、バント安打を狙ってはいけない

巨人はオリックス先発の2年目左腕・宮城大弥投手(19)に大苦戦。7回2死まで無安打、13三振1四球とほぼ完璧におさえ込まれていた。「暗黙のルール」は相手への敬意をこめた紳士協定。せっかくの大記録チャンスを、バント安打で阻止するような「せこい」マネはやめて、正々堂々と勝負しようということか。中盤以降は巨人にバントの構えをする選手はおらず、7回2死から岡本がソロ本塁打を放ち、屈辱を免れた。

メジャーでは12年4月21日、ホワイトソックスのハンバー投手がノーヒットノーランを記録した試合で、6回2死からマリナーズ川崎宗則内野手がバント安打を試みた。結果は投ゴロでアウトだったが、川崎は「暗黙のルールを知らなかった。もしバントが決まっていたら、死球をぶつけられていた」と後から聞いて肝を冷やしたという。

【暗黙のルール②】

ノーヒットノーランなど記録の継続中、当該投手に記録関連の話をしてはいけない

7回1安打1失点で勝ち投手になった宮城は試合後、無安打記録について問われ「四球で走者を出してしまっていたので、気付かなかったです」と答えた。この発言から、オリックスのベンチではノーヒットを意識させないよう、宮城にはあえて記録を知らせず、黙っていたことが伺える。

周囲の影響によって記録が止まらないよう、余計なプレッシャーをかけないよう配慮するのが慣例となっている。これがアマチュアであれば、「狙っていこうぜ!」「あと●人!」などとチーム全体で大盛り上がりするはずだ。

バント安打の自粛にしても、2点差を追う巨人はワンチャンスで逆転が狙える状況だった。攻略のために全力を尽くさないのは、本当に相手投手をリスペクトしている行為といえるのか、といった「暗黙のルール」反対派の意見も根強くある。

野球界には「暗黙のルール」が多い。グランド内だけでなく、報道陣が登板日の先発投手に試合前は話しかけてはいけない(話しかけられるのは構わない)といったものもあるほどだ。代表的なものは以下の通り。

◆対戦直後の相手に向かって、挑発とみなされる派手なガッツポーズをしてはいけない

◆大差がついて勝敗が動かない試合で、勝っているチームは盗塁してはいけない。
同様のケースで、ボールカウント3-0(スリーボール)から打ってはいけない。

◆乱闘が起きた場合、ベンチからグラウンドに出て全員参加しないといけない

◆投手が打席に立った時、厳しく内角を攻めてはいけない。

ファン目線だと首をかしげたくなる内容もあるが、もし相手が「暗黙のルール」を破った場合は、報復しないといけない。報復する方法は、打者への故意死球(わざとぶつける)が多い。仕返しであって、ケガさせることが目的ではないので、故意死球は下半身を狙う、というのも「暗黙のルール」なのだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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