ロッテ藤原また先頭弾、走攻守全てで光るスター性

ロッテ藤原また先頭弾、走攻守全てで光るスター性

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/10/17
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1回裏ロッテ無死、先制の右越えソロ本塁打を放つ藤原(撮影・鈴木みどり)

<ロッテ5-1日本ハム>◇16日◇ZOZOマリン

ロッテ藤原恭大外野手(20)が、プロ1号に続く先頭打者本塁打を放った。

本拠地での日本ハム戦1回、日本ハム杉浦の直球をフルスイングし右中間席中段まで運んだ。14日の楽天戦で涌井の初球を仕留めたばかり。プロ1号、2号を先頭打者アーチで飾ったのは3人目の快挙だ。3回にはプロ2個目の盗塁を決め、左翼守備でも美技。昨季ドラフト1位、ロマンの塊が強烈な輝きを放った。

◇   ◇   ◇

スター性が隠せない。ロッテ藤原が歴史に残るアーチをかけた。8戦連続の1番左翼で先発。初回、2ボールから日本ハム杉浦の真ん中高めストレートをたたき、高々と右中間席中段まで運んだ。「バッティングカウントだったので直球に絞って待ちました。しっかり自分のスイングができました」。楽天涌井から放った14日のプロ1号も1回先頭。1号、2号をともに先頭打者弾で決めたのは史上3人目の快挙。3本塁打快勝の口火を切った。

初のヒーローインタビューとは思えない。1万人の前で堂々と口に出す。「いつも1打席目の1球目からホームランを打つ準備をして打席に入ってます」。体は1打席目が一番フラット。直球の割合も多く本塁打しやすい。一方で、特にプロに入って感じたことがある。「プロの真っすぐはたれずに伸びる。超一流なら追い込まれてもチャンスがあるけど、自分のレベルでは絶望的。ファウルにしたら負けだと思っている」。2ストライクまでが勝負。ファーストストライクの重要性を身に刻み、振った。

打つだけじゃ終わらない。3回には右前打の後、今季2度目の盗塁成功。守備でも快足をかっ飛ばし、4回2死二塁ではフェンス際への大飛球に背走で落下地点へ入り、難なくキャッチしてみせた。走、攻、守。全てでわかせた。

高卒2年目の若武者は、新型コロナウイルスのチーム内感染拡大でチャンスをつかんだ。一挙13人が1軍登録を抹消されたがこの日、同じ外野の角中、清田、和田らが1軍に復帰。4人戻れば、4人落ちる。藤原は残った。井口監督は「彼が打つとチームも盛り上がる。今はもう主力以上の働きをしてくれている。代役とは全然思ってない」。

プレッシャーも緊張感もガソリンにする。「まだまだレギュラーじゃないので圧もある。1番で使ってもらえて、もっともっとできるってところを見せたい」。3号本塁打も先頭かと問われても「常にそういう意識でやっています」。20歳、大物だ。【鎌田良美】

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