「最初は苦くてどうしようかと...」 淡路島なるとオレンジで絶品マーマレード 高校生が開発、全国区に

「最初は苦くてどうしようかと...」 淡路島なるとオレンジで絶品マーマレード 高校生が開発、全国区に

  • 神戸新聞NEXT
  • 更新日:2021/11/25

淡路島特産の「淡路島なるとオレンジ」を使ったマーマレード開発に、淡路高校(兵庫県淡路市富島)の生徒が挑戦した。試作を繰り返した末の完成品は、かんきつ類産地の愛媛県内であった全国コンテストで入賞した。一部を27日の同校文化祭「淡高祭」で来場者に販売する。(中村有沙)

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完成したマーマレードを持つ開発した4人=淡路市富島

農業などを学ぶ「花と緑と海のめぐみ系列」に在籍する3年生の有志4人。今年2月、指導教員が「マーマレードのコンテストに出てみないか」と声を掛けたのがきっかけだった。新型コロナウイルス禍で学校行事が相次ぎ中止となり、生徒らは「コロナで楽しいことが何もない。高校生活で何か思い出に残ることがしたい」と挑戦を決めた。

スタートは手探りだった。手始めに実と皮、砂糖を40分ほど煮込んでみたところ、「驚くほど苦かった」と振り返る。

煮込む時間を1時間半に延ばし、使用する砂糖の種類を吟味した。当初はグラニュー糖と上白糖を使用。試作品を複数の教員に食べてもらうと、「きび砂糖を入れてみては」との声があり、きび砂糖と黒糖も試した。量や種類を変えながら約1カ月間、試作を繰り返し、砂糖の組み合わせなどを変えた4種類のマーマレードができた。

コンテストは英国発祥の「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」。2019年から愛媛県八幡浜市で開かれており、淡路高生らはアマチュアの部に出した。4種類のうち、グラニュー糖のみ▽グラニュー糖と黒糖-の2種類が、出品1077品中223品が選ばれた銀賞に入った。「なるとオレンジと黒糖が合っている」などと評価されたという。

メンバーの松下愛子さん(17)は「まさか入賞できるなんて。最初は苦くてどうしようかと思ったけど、諦めずにやってよかった」。北條路子さん(18)は「作り方を後輩に引き継ぎたい。淡路高校の名物になってほしい」と話す。

27日の販売は午前11時半から。銀賞になったグラニュー糖のみを使ったマーマレード約100個を用意する。300円。

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