米国制した「ショットの小平」 パワーより精度と安定感/米男子

米国制した「ショットの小平」 パワーより精度と安定感/米男子

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  • 更新日:2018/04/17

RBCヘリテージ最終日(15日、米サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド、ハーバータウンGL=7099ヤード、パー71)昨季は国内で賞金ランキング2位と躍進した小平智(28)=Admiral=が米ツアーを初制覇し、世界に名を刻んだ。世界的には無名の存在から一気にトップ選手へ-。日本で屈指とされるショットの安定度が、米ツアーでも発揮された。男子ゴルフで通算112勝を誇る尾崎将司(71)=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ=らが16日、28歳の快挙を祝福した。

小平は昨季、日本ツアーで2勝を挙げ、最終戦直前まで賞金ランキングトップだった。最終的には宮里優作(37)=フリー=に抜かれたが、獲得賞金1億6146万3405円で自己最高の同2位。26戦に出場して平均ストロークは69・62、パーオン率70・67%、バーディー率4・23%で、いずれもトップの数字を残した。

さらに、ドライビングディスタンスとフェアウエーキープ率をポイント換算した「トータルドライビング」部門でも昨季は1位。2013年から10位以内を外さない安定感で「飛んで曲がらない」を体現する、自他共に認める日本屈指のショットメーカーだ。

憧れてきた最高峰のツアーでも持ち味を発揮した。今大会4日間のティーショットの平均飛距離は271・6ヤードで全体65位だったが、フェアウエーキープ率は75%で4位と高水準。パーオン率68・06%で7位につけた。精度と安定感で、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(33)=米国=ら飛ばし屋たちを上回った。

特に光ったのは6打差を追いついた最終ラウンド。強風の影響もあって上位陣が軒並み伸び悩む中で、フェアウエーを外したのはわずかに2度。パーオン率も4日間で自己最高の72・22%と真価を発揮した。

米ツアーでは小柄な身長1メートル72。パワーや豪快さで劣っても、大会4日間で19個のバーディーを奪う破壊力を見せつけ、米ツアーでも戦えることを実証した。

米ツアー3勝の丸山茂樹「本当におめでとうと言葉をかけてあげたい。もともとショットメーカーとして評価が高かった選手。最近はアプローチ、パットにも磨きがかかってきた。これから松山選手のように活躍してほしい」

日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長「狭くタフでテクニックが必要なコースで、昨年からの賞金王争いや『マスターズ』などの経験が生きたように思う。結婚後のゴルフは切り替えの良さが目立った」

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小平智・年度別日本ツアー成績

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