見た目がすべてじゃない!韓国のSNSで「脱コルセット運動」広がる

見た目がすべてじゃない!韓国のSNSで「脱コルセット運動」広がる

  • レコードチャイナ
  • 更新日:2018/06/13
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見た目がすべてじゃない!韓国のSNSで「脱コルセット運動」広がる

11日、韓国・マネートゥデイは、韓国に広がる「脱コルセット運動」の現状を報じた。資料写真。

2018年6月11日、韓国・マネートゥデイは、韓国に広がる「脱コルセット運動」の現状を報じた。

「脱コルセット運動」とは、職場での化粧強要など女性の抑圧的文化からの解放を叫ぶ運動のことを指す。記事によると、今月9日にソウル市内で行われた性差別撤廃を訴えるデモに推定2万2000人以上の参加者が集まるなど、韓国では「フェミニズム」がさまざまな形で発展している。SNSでは化粧品を割ったり、髪の毛を切ったり、眼鏡をかけたり、むだ毛を伸ばしたり、スカートを脱ぎ捨てたりする写真を掲載する女性が増加しているという。

記事では、そのきっかけとして2016年5月に発生した「江南(カンナム)駅殺人事件」を挙げている。ソウル・江南駅近くの男女共用トイレで、当時23歳の女性が面識のない男性に殺害された事件だ。これにより各種フェミニズム運動が起こり、女性らは社会で規定された「女性らしくてきれいな姿」を脱ぎ捨て、外見的な物差しから自由になろうと叫んでいるという。

中でも目立つのは、これまできれいになる方法を共有してきたビューティーユーチューバーらの「脱コルセット宣言」。あるユーチューバーは、ノーメークの映像を掲載して「女性が経験する外見コルセットは深刻なレベル」「働く女性は眼鏡姿のノーメークで出勤すると、上司や同僚の目を気にしなければならない」「これほど非効率的で大変なものはない」と主張し、「後世の人にはもっとマシな人生を生きてほしいと思い、動画を制作した」と伝えた。

この他にも有名なのが、MBCの女子アナウンサー、イム・ヒョンジュ。放送界でタブー視されてきた眼鏡姿でニュースを読み話題となった。イムアナウンサーはメディアのインタビューに対し「アナウンサーの本質はニュースを上手に分析し、視聴者に信頼を与えること。本質とは関係のないルールはなくすべき」と話したという。

「脱コルセット運動」に参加している女性らは「髪を短く切ったら朝の準備時間が短縮されて楽になった。化粧もしないため肌が呼吸をしている感じ。ウエストのラインが出るタイトな服を着なくなったため消化も良くなった」と満足感を示している。

しかし一方で「社会全般的に女性は着飾らなければならないという認識が強いため、脱コルセット運動に限界を感じる時もある。社会から求められている美的基準から脱することがまだ怖い」との意見も出ているそうだ。ある大学院生は「社会の認識に逆らいコルセット運動をしていくことに限界を感じる時もある」としつつも「無意味だとは思わない。多くの人が運動に参加することにより徐々に社会の雰囲気が変わはず」と話したという。

これを受け、韓国のネット上では意外にも男性ユーザーのコメントの数が女性ユーザーを上回っている。「脱コルセットを支持します」「肯定派。これまで韓国の女性は見た目に執着し過ぎる傾向があった。見た目がすべてじゃない」と応援メッセージが寄せられる一方で、「誰がメークを強要した?。嫌ならしなきゃいいじゃん」「アナウンサーは整形もしてるし、メークもしてるし、体のラインが出る服も着てる。ただ眼鏡かけてるってだけ(笑)」など反論も負けてはいない。

女性からも「女だけど、女性同士の外見評価も相当なもの」「私はもう何年も前からメークしてないけど『なんでメークしないの?』『女性なら自己管理くらいしなきゃ』『BBクリームくらいは塗ったら?』と言うのはすべて女性だった。夫をはじめ男性たちは『メークしないからって何?』だった。脱コルセット運動の目的が『性からの自由・解放』であれば支持するけど、『男性から着飾るのを強要されてきた。もうそんな風に生きたくない』であるなら完全に淘汰してしまうと思う」と指摘する声が上がった。(翻訳・編集/松村)

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