小池都知事定例会見8月10日(全文2完)今度は若狭さんを応援していきたい

小池都知事定例会見8月10日(全文2完)今度は若狭さんを応援していきたい

  • THE PAGE
  • 更新日:2017/08/17

なぜ今月の28日にあらためて臨時会を召集して補正予算案を提出するのか

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小池都知事定例会見(THE PAGE編集部)

TOKYO MX:知事ありがとうございました。それでは幹事社のほうから数点質問させていただきます。まず補正予算案についてです。9月20日にも第3回の定例会が召集される見通しということですけども、なぜ今月の28日にあらためて臨時会を召集して補正予算案を提出するのか教えてください。

小池:もう、一言で言いますと、豊洲市場に早期の移転を円滑に行うため、それを最優先させるということでございまして、速やかにこの補正予算案を提案することで議会の皆さんにもご審議いただき、そしてそのための臨時会の召集の決定をするということでございます。これまで6月20日、先ほども申し上げましたように、市場の移転問題については基本方針を述べさせていただいて、関係局長会議で、詰めてまいったところでございます。できるだけ早く予算の部門も決めておこうということでございます。それに尽きます。

TOKYO MX:今回の補正予算案の中で築地の再開発に向けた検討として2000万円が含まれています。で、さらに有識者による検討委員会も補正予算が成立後に設置するということですけども、それら着々と再開発に向けて準備が加速している印象を受けますけども、再開発の具体像について先月の21日の会見で知事のほうから、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフというのを1つ例に出して答えておられましたが、千客万来施設ですね、豊洲市場の施設を造る業者が、海産物を扱うまさにフィッシャーマンズワーフのような施設ができた場合は、撤退の現実味を帯びてくるということをわれわれの取材に答えています。まずその業者の回答について受け止めをお願いします。

経営される方についてはいろいろと経営方針がおありなんだろうというふうに思います。都が運営しようがしまいが、いくつか築地についての開発というのは誰かがやることになっていたでありましょうから、これからいろいろと検討して築地を生かすという方法と、それから豊洲市場、これをしっかりと中央卸売市場として育てていくと、この両方を行っていくという点については変わっておりません。

それから築地の再開発検討会議については、補正予算が決まり次第、早期に設置をして、またメンバーなどについては今後検討していくということでございます。例を挙げればさまざまでしょうけれども、専門家の方々などを含めて、築地の持つ地域特性であるとか、ポテンシャル、それ事業の進め方をいったいどういう形にしていくのかなど、検討をしていただくということでございます。

そして民間から、来年度から民間からのヒアリングを実施などもする予定といたしておりますので、そのやり方なども含めてご議論いただければと、このように考えているところでございます。

TOKYO MX:そのフィッシャーマンズワーフというイメージということ自体は、知事の中での変更といいますか、お気持ちの変わりっていうのはありますでしょうか。

小池:いろんな例が世界中あるんじゃないでしょうか。それをどうするかを検討していくということであります。

TOKYO MX:ありがとうございます。あと、業者が来週中にも築地をどんな施設にするかということを、具体像を、都に質問状という形で郵送で文書で質問するということですけども、どのような対応をするのか教えてください。

小池:まだ何も決まっておりませんので、お答えのしようもなかろうかと思いますけれども、しかしながら今後、豊洲を守って、そして築地をずっと生かしていくという基本方針だけ今、出ているところでございます。いずれにしましても、まずは豊洲への早期の移転、そのためにも臨時会で予算をお決めいただき、そして先ほど申し上げました環境の影響評価なども手続きをきっちりと進めていくということでございます。それによって豊洲への移転について最優先で進めていくというこれまでの方針には変わりがございません。6月20日以降の方針と、はい。

TOKYO MX:はい、幹事社からの質問は以上となります。質問のある方は挙手をして、知事に指された方は、社名と氏名を名乗ってご質問をお願いします。それでは各社お願いします。

小池:はい、どうぞ。

政治団体日本ファーストの会で講師を務める以外の関与について

東京新聞:東京新聞、政治部の〓オオノ 00:30:13〓と申します。すいません、国政の話題で恐縮です。先日、若狭勝衆院議員が政治団体日本ファーストの会設立と、政治塾の開講を発表されました。知事は第1回の講師をお務めになると聞いています。伺いたいのは、日本ファーストの会や政治塾への期待感、これが1点と、今後知事が講師をお務めになる以外の関与の在り方を検討されているのかどうか、この2点でございます。よろしくお願いします。

小池:あとのご質問にお答えしますと、私は1回目の講師を務めさせていただきます。今、都政を担当しているわけでございまして、都政と国政の違い、そしてまた都政から考えることなどをお話をしようかなというふうに思っております。それ以上のものはまた講師を受けるのか否かなどについては考えておりません。

それから最初のご質問ですけれども、日本ファーストと名付けられたようでございますけれども、若狭さんがこれから国政でやっていきたいと思っておられることなど、私は応援していきたいと思っております。国政も、都政とは制度が違いますけれども、いろいろと新しいといいましょうか、これまでの流れの延長線でないものを望んでおられる有権者や国民の方もたくさんおられるんだろうと、若狭さんは都知事選、それから都議会選挙を通じて、そういった東京都内ではございますけれども、いろいろな風であるとか、それから都民の皆さんの声、熱意、そういったことに直接触れられて思うところがおありだというふうに思っております。

私は前も、申し上げたように、若狭さんについては都知事選から大変支援をいただいているという意味では、私は、今度は若狭さんを応援していきたいと。そんな気持ちは変わっておりません。はい。

知事の夏休みついて

読売新聞:読売新聞の〓イシカワ 00:32:32〓と申します。来週の定例会見はお休みということで、夏休みを知事がどうやって取られるのか。特にこのワーク・ライフ・バランスについて、職員については自己研鑽に使うよういということもおっしゃっておられる知事ですので、夏休みどんなことをして過ごされるのかを教えてください。

小池:あんまりまだ考えてないんですが、1日はまったく時間を気にせず、とにかく寝ます。で、寝た上で考えたいと思います。

それから、私があちこち動きますと、SPさんやそれぞれの県境をまたぐ場合は、また警察の方にもご迷惑をお掛けするので、一番いいのは動かないことなんですね。よって、家を掃除します。はい。大変重要な夏休みになると思っております。去年もあまりできませんでしたし、今年、ようやく議会選挙も終わりましたので、そろそろ本格的な整理に入ろうかと、このように考えております。

父と母の遺品の整理もまだ十分終わっておりませんので、こちらのほうも手掛けていきたいと思っております。

受動喫煙に関して

朝日新聞:朝日新聞の〓イトウ 00:33:59〓です。受動喫煙に関してなんですけれども、新しく就任した鈴木俊一五輪相が、就任後のインタビューで、受動喫煙について、禁煙原則でなく、徹底した分煙で実現すべきだという趣旨の発言をしているんですけれども、この考えに対する小池知事の見解と、あと、都のほうでは条例作りに向かって区議会も含めて動いていると思うんですけれど、国の動向にかかわらず都が先行してこのまま取り組んでいくのか、そのお考えを教えてください。

小池:鈴木オリンピック・パラリンピック担当大臣のお考えは大変尊重すべきものだというふうに思っております。それが党として、政府として実際にそれで一気通貫でいくのかどうか。これは、これまでの流れを見ていると、いつまで待てばいいか分からないと思いますので、都とすれば、都および議会側と調整をしながら早期に進めていくべきだと、このように思っております。

日本経済新聞:日本経済新聞、〓カメ 00:35:14〓です。市場の点で2点だけお願いします。1点目なんですけれども、これ、定例会ですと9月ですので1カ月早めたということになりますけれども、これは知事が以前からインタビューなどでお答えになっている、来年5月の移転ということに間に合わせるためというのがやっぱり照準として大きいのではないかと思うのですが、その点はどうなのかという点が1点です。

もう1点目は、これ、招集は28日ということですが、会期がどれぐらいでお考えになってるのかということと、本会議での質問には知事お答えになると思うんですが、一問一答方式の、委員会でも基本方針などは当局がなかなか答弁しづらいということも起こり得ると思いますので、委員会の一問一答で知事がお答えになって説明責任を果たされるというお考えはあるのか、その2点お願いいたします。

小池:1番目の、具体的に今5月とおっしゃったのは、日経新聞が早まって5月というふうに報道されたことをベースにしてお聞きになっているんだろうと思います。やはり市場の関係者の皆さま方のご納得、理解ということを進めていく、このことが何よりも重要だというふうに思っております。

一方で、2020年の大会のデポということ、それからそのための交通緩和のための、渋滞を防ぐための道路などなどございますので、これはいったんお決めいただいた移転を延ばしてはまいりましたけれども、いったんお決めいただいて、皆さま方にもう一度ご確認をさせていただく、その時間が必要かと、このように感じております。

会期については議会のほうがお決めになることだと思います。そのやり方についても議会でお決めいただくということかと存じます。

与党である都民ファーストの会との距離感について

THE PAGE:すいません。THE PAGEの具志堅と言います。すいません、知事と与党の都民ファーストの会の関係について2つお伺いしたいんですけど、よろしいでしょうか。

まず1点目なんですけれども、今後、小池知事としては、与党である都民ファーストの会とどういう距離感でやっていくんだっていうところがちょっと見えにくいなと思ったので、ちょっと説明をお願いしたいのですが。例えば党内人事ですとか、党内で議員条例の検討などいろいろ進めていくことになろうかと思いますけれども、特別顧問という役割として、具体的にどの程度関わって、どの程度、こっから先は線を引いて関わらないよというふうに、どういう線引きをされているのかという距離感をまずお話いただきたいのが1点と、その上で、与党としての都民ファーストの会にどのような役割を期待されるのかということ、この2点をお教えいただけますでしょうか。

小池:距離感は、きちっと、ケース・バイ・ケースだと思います。距離感っていっても、まだ何も始まってないに等しいんですが、人事などについてはむしろきちっと、都民ファーストの会の議論を経て、もしくは代表が決めるときは決めるという形で進めて、ここまで決まってきたというふうに思っております。これについて何か意見を言ったりということはございません。

あとは、特別顧問ということでは、例えば私は無電柱化のことなどは、ずっとライフワークのようにやってまいりました。それから高齢化に対してのさまざまな施策、できるだけ早く進めていきたいことなどについては、私の思いっていうのをきちっとお伝えをするということが必要かなというふうに思っています。また、逆にこうしたほうがいいんじゃないですかと、いろんな経験を持った方々がおられて、先ほどの高齢化対策にしても、その研究所の所長をやっていらした方、フレイルの研究などもなさって、長寿の研究などもされて。だからそういう意味での距離感っていうのはいいやり取りができれば、私は効果があるのではないかなというふうに思っております。

それから、2番目の質問も今の答えでだいたいカバーできるものだと思いますけれども、これから決めるべきものはスピーディーに決めていく。それから、しっかりと議論をすべきものはしっかりと議論をするといったような、テーマに即した形での距離感であったり、時間をかける、もしくは質的に深める、量的に時間を取る、それはもう本当にケース・バイ・ケースになろうかと思っております。一言で言えば良識に基づいて、都民が見ているんだということをいつも念頭にしながら進めるということだと思っております。

水上バスの活用について

テレビ東京:テレビ東京の〓マツヤマ 00:40:33〓と申しますが、今日の東京都の動きについて伺わせてください。今日の午前中に東京都とヤマト運輸が共同で水上バスを使った実証実験が行われたかと思うんですが、その水上バスの活用に関して、どういったところに期待されるか、お聞かせください。

小池:お尋ねの件については、これから東京都として、あらためて舟運、舟の運び、舟運を活用していくと。その一貫として水上バスを活用していこうというものでございます。客貨、お客さんの客と、それから貨物の貨。これを一緒に載っける客貨混載と言っているわけですけれども、この実証実験を行うということであります。最近、海外からのお客さまもどんどん増えて、この水上バスをご利用いただいて、東京の水辺を楽しんでいただく。その際に、この物資を輸送するということは、これまで客船というくくりになっているところに荷物も一緒に載っけちゃうというのは、私はえらい細かい規則だなと思うんですけど、そこで実証実験をするということでございます。これからは将来的には荷物を預けて観光を楽しむ、手ぶら観光サービスということなどを拡充していく。

それから全然、話違いますけれども、災害時には客船である水上バスに荷物を積んで、災害時の医療機材であるとか、救援物資などの輸送ノウハウを、こういった実験でもって蓄積をしておこうというものでございます。こういう〓中 00:42:30〓、途中で言い遅れて申し訳ない、こういう途中で挟んで申し訳ないんですけれども、災害で言うならば、今回もあちこちで台風の被害がありましたけれども、加えて今度、中国で地震が、観光名所であったということで、あらためてお見舞いを申し上げたいと思います、被災地の方々に対しまして。

そういうことで、今回の実証実験で模擬貨物を使用して輸送におけます課題を抽出するという、そのことを目標にしているということであります。ぜひうまくいくように。

終戦記念日に靖国神社を参拝する予定はあるのか

記者1:すいません、全然違う質問を2つお願いしたいんですけれども、1つ目がもうすぐ終戦記念日が近づいているということで、今年、知事は靖国神社を参拝されるご予定というか、お気持ちとかがあるのかどうかっていうのを1点、教えていただきたいのと、2点目が豊洲市場の移転問題について、知事が公表した豊洲と築地と双方に市場機能を残す方針について、財源や運営費など、検討した記録が都に残っていないというのが、毎日新聞の情報公開請求でも明らかになりまして、最終判断が知事と顧問団による密室で下されて、そういう情報公開という知事の方針に逆行するんじゃないかという指摘もあるんですけれども、その知事のご所見をお願いいたします。

小池:まず8月15日でございますけれども、私は昨年の予定と同じでございまして、東京都の終戦の記念の式典がございます。そちらのほうに参加をすることを予定をいたしております。

そして2つ目のご質問でございますけれども、情報というか、文書が不存在であると。それはAIだからです。私がそれぞれ外部の顧問から、それからこれまでの市場のあり方戦略本部、専門家会議、いろいろと聞いてきました。考え方を聞いてまいりました。いくら金目が掛かるかということについては、この関係局長が集まった会議ですでにA案、B案、C案、D案と各種の数字が出てきております。よって、試算についてはすでに公表されているものがあります。

最後の決めはどうかというと、人工知能です。人工知能というのは、つまり政策決定者である私が決めたということでございます。回想録に残すことはできるかと思っておりますが、その最後の決定ということについては、文章としては残しておりません。政策判断という一言で言えば、そういうことでございます。

補正予算について

産経新聞:産経新聞の〓オオイズミ 00:45:51〓です。臨時議会の関係で1点、お伺いしたいのですけれども、補正予算をご審議いただくということで、この補正予算の中には豊洲市場の追加対策の部分が大きな数字を占めているかと思います。一方で、安心・安全の話につながる追加対策だと思うのですが、この安心・安全に関しては、知事はこれまで過去に都議会が決議した付帯決議にこだわりを持っていらっしゃったかと思います。今回の臨時議会で、過去の付帯決議を、どういう言い方をすればいいのか分からないのですが、外すというか、過去の付帯決議とは違うような形で都議会の方針も考えていってほしいというような、そういう議論を今回の臨時議会でお求めになるのか。それともそれは9月予定の3定以降の議論になるのか、そこら辺のお考えをお聞かせください。

小池:はい。今回早計70億になんなんとする補正予算。その中に追加の工事の費用など、専門家会議の対策に伴って行うということで計上させていただきます。それからこれまでの付帯決議というのは議会がお決めになったことでありまして、私がこだわっているというか、議会が付帯決議を付けるというのは、それが重きがあるから残ってきたので、私はそれは尊重すべきだろうというふうに考えてきたわけでございます。その上でどうするかは、まさしく議会が動かなければ、そこを都政の側からして変えるというのはいかがなものかと思いますので、それこそ議会でご審議いただく必要があるのではないかと思います。どういうふうにするのかはまさしく議会のほうでご議論をいただきたいと、こう思っております。

そしてまた、プロジェクトチームなどでも今後の安全についての法的、科学的な在り方、そしてまた今後の在り方など、いろいろご示唆もいただいております。これまでいろいろと議論を重ね、また実際のモニタリングなどを重ねてまいりました。その上に今回また70億かけて、このさらに追加をしなければならないという現状でございますけれども、そこはこれまでの長い、さまざまな専門家のご示唆ということを1つずつ丁寧に確保していくことが、結果としての豊洲市場の確立、中央卸売市場としての確立につながっていくのではないかと、このように考えております。いずれにしましても議会がこれから始まったばかりではございますけれども、これらを含めてご議論をいただければと、このように考えております。特に付帯決議の部分は、議会としての付帯決議でございます。最後のご質問にさせていただきたいと思います。

日本ファーストの会との連携を民主党や無所属議員が探り始めている動きについて

日本テレビ:日本テレビの久野村ですけども、日本ファーストの会のことで恐縮なんですけれども、日本ファーストの会との連携を、民進党とか無所属の議員が探り始めているというようなことが国政で起こっているみたいなんですけれども、そのことについて、こういう現状を知事はどう思われるかということと、都議会が都民ファーストというものをつくって、都議会の構造を大きく変えるということに成功されたと思いますが、日本ファーストの会がこういった動きをすることで国政に影響を何か与えるような意義があることがあるか、ということをお願いします。

小池:塾を始められるということで、これから国政に興味のある方々が募集されるのではと、このように思います。ちょうど希望の塾を昨年10月に開催いたしましたときも。ちなみにこちらも復活して、またいろんなご興味のある方にご参加いただいていただきたいと考えておりますけれども、これから多いに、それぞれで学んでいただければと、そういう窓が開かれている、ドアが開かれているということは重要なのではないかなと、このように思っております。はい。以上でございます。ではこれで終わります。ありがとうございました。

(完)【連載】小池都知事定例会見(2017年8月10日)

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