ソニーの高級望遠デジカメ「RX10M4」で路地の街の猫を撮る

ソニーの高級望遠デジカメ「RX10M4」で路地の街の猫を撮る

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  • 更新日:2018/01/13
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長毛種は毛がふさふさとしてるので望遠でぐぐっと寄って撮ると画面上猫の毛だらけになるのが楽しいので、600mm相当でぐぐっと寄って撮ってみた。ボケ具合もなかなかいい(2018年1月 ソニー Cyber-shot DSC-RX10M4)

前回に引き続き、ソニーの高級望遠デジカメ「DSC-RX10M4」(実売価格 18万6000円前後)を持って鞆の浦で猫撮影。

鞆の浦は路地の街である。猫の街としても有名な尾道もそうなのだけど、瀬戸内海と山の間の狭いエリアに昔から人が住んでいて、びっしり詰まった家々の間を縫うように路地が走り回っているのだ。初見だと絶対道に迷うレベル。

観光客が多い市街地はわかりやすいけど、ちょっと奥の集落へ入ると「え、ここは歩いていいの? 大丈夫なの?」って狭い道ばかりでどの道もカーブしてて、そうだな、地図アプリは「ここに道がある」といってるんだけど、本能が「ここをいくとまずいぞ」って警告出す感じ。公道なのか私道なのかがわからないのだ。

地形好きや探検好きにはたまらんけど。

そんな路地の下り坂をあてもなく海に向かって歩いていると、遠くの屋根の上に猫発見。逆光だけど、きれいなチャトラだ。

チャトラ的には屋根の上で人の死角に入ってるつもりだろうけど、坂の上からはちょうどいい高さなのである。

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屋根の上に猫発見。高低差があるので屋根の上がこっちの目の高さなのだ。この家の下が狭い三叉路になってる(2018年1月 ソニー Cyber-shot DSC-RX10M4)

だがしかし、猫に近づこうとすると坂を下りるので、こっちの視点が下がって猫が見えなくなる。

そんなときは超望遠の出番。猫を見下ろせる一番いいアングルでぐにーっと望遠である。

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さすが600mm相当の超望遠。かなり離れててもぐぐっと寄れる。路地に望遠カメラはオーバースペックかと思いきや、そうでもないのである(2018年1月 ソニー Cyber-shot DSC-RX10M4)

向こうもこっちに気づいてくれた。

ちょっと警戒気味。

とととっと近寄ると、屋根の端からこっちを少し覗いたかと思ったら、逃げちゃいました。まあしょうがない。

次に出会った路地猫は白黒。ハチワレなんだけど鼻筋のブラックがけっこう精悍である。

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狭い路地で出会ったシロクロの猫。鼻筋の黒がチャームポイント。目が合ったらにゃあと鳴いたのでその瞬間を逃さず。でも望遠にしすぎると路地感がちょっと失われるのでほどほどに(2018年1月 ソニー Cyber-shot DSC-RX10M4)

その猫を狙っていたのが子供。

逃げられないように石垣に沿って腰をかがめてそーっと近寄っていく。左手の石垣を見ると、いかに急斜面に人が住んでいるのかわかる。地形好きならたまらない街だ。

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猫を触ろうと小さくなってそーっと近づく近所の子。猫にはバレバレなんだけど、当人はいたって真剣である。これを見ると狭い起伏のある路地ってことがわかるはず。路地に猫は似合いますな(2018年1月 ソニー Cyber-shot DSC-RX10M4)

さてどうなるかなとそっと見守ってると、この子は無事猫の近くへ到達。

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無事猫のところへ到着。安心して立ち上がったのだけど、猫を見ると警戒モードになってるのがよくわかる(2018年1月 ソニー Cyber-shot DSC-RX10M4)

よかったねえ。でも白黒猫は警戒モード。

どうなるかなと見守ってると、この子が猫を撫でようとしゃがんだとたん、ダダダッと逃げてしまったのであった。

逃げるタイミングを計っていたのだな。この辺はさすがに猫。しょうがないですな。

この男の子が偉いのは、そのあと猫を追わずに諦めたこと。逃げた猫を追わないのは鉄則である。

寝ころんで気持ちよさそうだが……泥だらけ

さて、猫が去った狭い斜面の路地を歩いて行くと、なんとさっきの猫が日のあたる階段でゴロゴロしてるではないか。逃げたというよりちょっと隠れただけだったのね。

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子供から逃れた猫は、日のあたる階段で気持ちよさそうにゴロゴロ転がっているのであった(2018年1月 ソニー Cyber-shot DSC-RX10M4)

あまりに気持ちよさそうに階段に身体をこすりつけてる……のはいいんだが、そこ、今は使ってない階段で、乾いた土がこびりついてるのである。そんなとこで転がったらどうなるか。

ああ、せっかく白くてきれいだったのに……。

そして、こうなりました。いやもうまっくろ。

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見事に汚れまくりました。いやはや。まあ日向でぬくもったコンクリートに身体をこすりつけたら気持ちいいだろうけどな(2018年1月 ソニー Cyber-shot DSC-RX10M4)

土まみれになって見事に白茶黒の三色になったとさ。飼い猫だったら汚れを落とすまで家に入れてもらえないレベルですな。

さて土まみれになった猫はほっといてさらに路地を進む。

次に出会った猫は警戒心が強かった。かなり距離が離れた状態で目が合ったのだが、その瞬間ダダダッと草むらへ。

怖がらせても悪いので、望遠パワーでぐぐっと寄って撮るにとどめる。こういうシーンではカメラが「猫検出機能」でも持ってない限り、手前の草や枝にフォーカスが合ってしまうので、タッチAFを使って猫の顔を指定してやる。

このシリーズでははじめてタッチAFが使えるようになったので、すごく助かるのだ。

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首輪をしてるので飼い猫だろう。きれいなチャシロだが、警戒されてしまった。一旦、人が入り込めない場所へ逃げ込んだあと、様子を見ようと振り返るのが猫らしさ。超望遠万歳、である(2018年1月 ソニー Cyber-shot DSC-RX10M4)

狭い路地を抜けて街へ出ると、観光客に可愛がってもらってるのか、人馴れしてる猫が多い。前回紹介した港猫もそうだ。

前ページの冒頭写真は観光スポット近くの駐車場で昼寝してたキジトラ長毛猫。ここ、風もあたらなくて暖かいんだろうな。いろんな人に撮られていたけど、気にせず寝てたので望遠端で。

長毛種は望遠でぐっと寄って撮ると画面中毛だらけになるのがたまらんのである。

路地編の最後は古いお寺へと向かう狭い階段で。けっこうな高低差をぐぐっと上っていく階段。階段自体は新しいのだが、両脇の擁壁をみると昔からの道なんだなと感じさせる。

そんな風情のある狭い階段に猫がいたのだ。

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シロネコとクロネコ。クロネコの方はのっぺらぼうに見えるかもしれませんが、実は振り返ってシロネコの方を向いてるのである。わかんないよねえ(2018年1月 ソニー Cyber-shot DSC-RX10M4)

猫と階段。しかも白と黒の2匹。よい風情でありました。

次回はこの階段の上からお送りする予定。めちゃ猫スポットだったのだ。

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老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)(宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログはhttp://ogikubokei.blogspot.com/

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