
以前おしゃれスナップなどで本誌に登場、強い印象を残した方たちに、最新スタイルを披露してもらいました。進化、深化、継続!ノンカテゴリーのおしゃれに感動です。
浅野順子さん 画家
前回のおしゃれスナップで圧倒的に目立っていた浅野さんが再登場。「50年大切にする服もあるし、リーズナブルなブランドで自分らしいものを掘り出すのも得意」というそのおしゃれ精神は10代での素敵な先輩たちとのつきあいから芽生え、「服が好きでたくさん着てきて」培ってきたものです。「先入観にとらわれないようにしています。自分に似合えばいいので。一見違うと思っても着れちゃうこともあるし。服は着る人によって違う表現ができる、誰にでも公平な存在だから」。そしてきっぱり「人生後悔ないよう好きなおしゃれをします!」と宣言。
誰にも真似できないおしゃれ=佇まい

「昔、古着の仕事に携わっていた頃、パーツを一つ一つ選んで自分で作ったデニムジャケットをずっと着ています」。パッチワーク風スカートとでヴィンテージな着こなしに。

「意外でしょ? 色と大きさがいい」『 GUCCI 』バッグやケープもはまる。
ボリューム感や姿勢も妥協なく自分流に

「友人にあなたなら持てると譲られたバッグを主役にしてみました」。なかなかボリューミーで重いけれど、「普通のブランドの」ロングラッパ袖ニット、黒パンツ、おでこ靴、ダウンしたヘアで境地が。
ポピュラーな服も愛をかけられ特別に

「孫が開いたフリーマーケットで購入した」スウェットパーカの上には『 ディーゼル 』のメンズのライダース。「忘れたけど普通のところの」ワークパンツと『 Dr.マーチン 』のブーツ。パンク風味ほどよい日常スタイルも、「好き」「似合う」がキー。
【かっこいいあの人の近況スナップ】 シリーズはこちら!
◎【かっこいいあの人の近況スナップ①】エレガント&活動的なワントーンおしゃれ
◎【かっこいいあの人の近況スナップ②】黒ベースに、時々の“好き”を組み合わせて快適に
◎【かっこいいあの人の近況スナップ③】明快かつニュアンスを残すおしゃれに、服への深い愛が
◎【かっこいいあの人の近況スナップ④】目下のおしゃれテーマはフェミニンVSメンズ
◎【かっこいいあの人の近況スナップ⑤】自分にとっての新鮮が大切。気合でチャレンジも!
『クウネル』2023年3月号掲載
写真/玉井俊行、取材・文/原 千香
kunel-salon.com