
北海道・乙部町で19日、住宅などあわせて8棟が焼ける火事があった。当時、周辺の沿岸部では風速10m以上の強風が吹いており、風にあおられた炎が周囲に飛び火し、被害が拡大したとみられている。
住宅8棟が焼ける火事
炎の中に見える、骨組みだけになった建物。
一帯には灰色の煙が立ち込め、電柱は熱で曲がっている。消防が放水をしても、勢いは衰える様子が見えない。
19日朝、北海道・乙部町で起きた火事。
現場はかなり広い範囲で建物が焼け落ち、その一帯だけが何も無くなってしまっていた。火元とみられる倉庫から次々に燃え広がり、住宅など8棟が焼けた。
周辺で風速10m以上の強風
ここまで被害が広がった理由は何だったのか。
火事を目撃した人は当時の状況について、「風が強く、あおられて火の勢いが止まらない。今まで(火事は)なかった。今回だって想像してなかった、こんなに燃えるなんて」と話す。
当時、周辺の沿岸部では風速10m以上の強風が吹いていた。風にあおられた炎が周囲に飛び火したとみられている。
さらに電線も焼け落ち、一時250戸が停電。約9時間後に消し止められたが、けが人はいなかった。
(「イット!」 11月20日放送より)
イット!