『着飾る恋』“駿”横浜流星の切なさが主題歌に交差、覚醒した“シャチ”向井理のピュアな想い

『着飾る恋』“駿”横浜流星の切なさが主題歌に交差、覚醒した“シャチ”向井理のピュアな想い

  • ドワンゴジェイピーnews
  • 更新日:2021/06/11

交差点で駿(横浜流星)が「くるみー!!!」と叫んだ声はトラックにかき消され、真柴(川口春奈)とシャチこと葉山(向井理)がタクシーに乗り込むのを阻止できずに終わった。『着飾る恋には理由があって』(TBS系)第8話には、SNSでも『切ない』『辛くて悲しくて苦しくなる』『令和のドラマですれ違いが起きたキセキ…』とさまざまな反響があった。

直接の原因はミニマリストゆえにスマホを持たない駿が、緊急時に真柴と連絡が取れなかったからだが、そこには真柴への思いに気づき覚醒した葉山のピュアな恋心が図らずも関係していたと言わざるを得ない。なぜなら、真柴と駿はお互いを思うが故に気持ちがすれ違っていたが、お互いを好きなことには変わりがなかったからだ。ここでは真柴、葉山、駿の立場から物語を振り返りながら、第9話へ向けて葉山にチャンスが訪れるのかを考えていきたい。

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真柴は元カノ・葉菜(山本千尋)から父親の店を手伝ってほしいと言われて悩んでいる駿の背中を押すが、仕事に夢中になると周りがみえなくなる駿とすれ違いの生活が続くことになる。

会えない日々が続き、駿の部屋をのぞいたり、いないと分かっていても壁をノックして「おやすみ」の合図をしてしまう。だからこそ、わざわざ時間を見つけて会ってくれた駿がギュっとしてくれたときはすごく幸せな気分になるし、駿と口論して涙をこらえることになっても香子(夏川結衣)からプレゼントされた駿との食事デートを心待ちにする。

そんな真柴を仕事で忙しい駿に代わって近くで葉山は見守っていた。
葉山は真柴と駿が付き合っていると知りながらも真柴が好きという気持ち自覚してしまったせいか、その気持ちは隠せない。真柴に柴犬の携帯ストラップを買ってきて、「真柴にしか買ってないや」と言ったり、真柴とババ抜きをしていたときも「負けた方が秘密を打ち明ける」という罰ゲームを提案してわざと負けて真柴に告白しようとしたり。

その後も真柴と自転車の2人乗りをしたときに、真柴が自転車から落ちないように、腕をつかんで自分の腰に抱き着くように誘導したりとさりげなく好意をみせてしまう。

ただ、葉山は真柴に今までと同じようなことをしてきたため、好意が気づかれていない。真柴にとってはまだまだ尊敬する社長だった。しかも、真柴は過去と向き合い一人で頑張る駿が心配すぎて、葉山をずっと好きだったことすら忘れていたように思う。

しかし、駿と口論して泣きそうな真柴を目の当たりにした葉山は、「そういう時期ってあるから。仕事って。何もかも投げうってやらなきゃいけない時期っていうのがあるから」と慰める。一方で駿に「真柴のこと頼むね。もし頼めないなら…遠慮はしない」と警告。

正々堂々と戦う覚悟もあるのだ。

食事デート当日、外出先から真柴に電話をかけた葉山は、駿が家を出るタイムリミットの4時半になっても駿が帰宅していなくて、真柴との約束に間に合っていないことを知る。電話を掛けたのが意図的なのか偶然なのかは分からないが、ここで葉山にチャンスが訪れた。葉山は香子に「一人で行かせるのはかわいそう。(真柴には)いつも笑っていてほしいから」と自分が一緒に行くことを提案する。

物語の途中までは、葉山は駿から真柴を奪おうとしているようにも見えたが、単純に真柴が笑っていてほしいというのが葉山の願いだというのが判明した。逆なのだ。駿と一緒にいて笑えないなら、奪ってでも真柴を笑わせたい。真柴をずっと見守るピュアな葉山の思いが恋愛の神様に届いたのか、葉山にチャンスを与え、駿の運命を狂わせた。

駿だって、真柴が邪魔だったわけではない。真柴のために頑張ってきただけだ。

駿が葉菜とお店にいた時に「このままだとシャチにはかなわない。乗り越えないと隣にいる資格ないから」と話した後、葉菜に「誰の隣?」と聞かれて「俺の彼女」ときっぱりと言うのは真柴への強い愛情の表れだ。真柴が好きだが、不器用すぎて仕事に集中してしまうしかない。自分だって、真柴が寝ていて気付かないはすの壁をノックして寂しくなっていたのにそれも出せない。真柴に元カノを「葉菜」と呼んで、自分は「マメシバ真柴」と呼ばれていることを咎められ口論になったのに、時間がないからとそのままにしていた駿。真柴に「あとでちゃんと話すから」と言ったのに、それはできなかった。交差点で「くるみー!!!」と叫んだのだって、ちゃんとそのことが頭にあったからだと思う。

いつも最後には星野源が歌う主題歌『不思議』が流れる。毎回、真柴と駿のシーンで流れていたのだが、今回は葉山も加わり、駿と葉山が真柴のために全力で走る場面で流れてSNSでも反響を呼んでいる。特に明るい曲調に変わるところでは、真柴と合流することができた葉山の2ショットになり、それを見る駿の姿が映る。明るい曲調ながら、駿の切なさを感じる場面だったが、これこそが葉山が真柴と駿の間に割って入った証なのではないのか。

ここから真柴と駿、葉山との関係はどうなっていくのだろう。
公式Twitterでは「愛しく、切ない。波乱が巻き起こる…!そんな9話です」とメッセージが。真柴と駿の思いは変わらないように見えるが、駿がディナーに行けなかったことが今後どんな影響を及ぼすのか?ピュアに真柴を思い続ける葉山に勝機は訪れるのか?

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とにかく第9話の放送を待つしかないのがじれったい。

■火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』
毎週火曜よる10:00~10:57

(C)TBS

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