
23日、東京都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は2413人だった。前週の木曜日(1819人)から594人増え、6日連続で前週同曜日を上回った。重症者は前日から1人増の1人。
感染が確認されたのは10歳未満から100歳以上までの2413人で、この中には検査を実施せず医師の判断により臨床診断された特例疑似症患者1人を含むという。直近7日間の1日あたりの平均は1811.4人で、前週比で115.3%となっている。
年代別では、20代が最も多い516人、次いで30代が451人、40代が389人、10歳未満が284人などで、65歳以上の高齢者は180人だった。
新たな感染者のうち1342人はワクチンを2回接種していて、1回接種が13人、接種なしが515人、不明が543人だった。
きょう時点の新型コロナ患者用病床の使用率は13.0%(656人/5047床)。オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は2.1%(9人/420床)だった(どちらも分母は現時点の最大確保見込数)。
また、80代の1人の死亡が確認された。
都の担当者はきのう、海外渡航歴のある感染者が多い理由について、「入国者数の上限が緩和されたことなども推測されるが、はっきりしたことはわからない」などと話している。(ANNニュース)