共通テスト初日、事件に騒然 受験生「試験中も不安」

共通テスト初日、事件に騒然 受験生「試験中も不安」

  • 産経ニュース
  • 更新日:2022/01/15
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規制線が張られた大学入学共通テストの会場前=15日午前、東京都文京区の東京大学(桐山弘太撮影)

試験会場前で起きた事件に、受験生は不安を抱えたまま共通テストに臨んだ。

現場となった東大周辺は騒然とした状況になったが、会場では予定通り午前9時半から初日の試験が行われた。

都内の高校3年の男子生徒(18)は重傷を負った男性が警察官に状況を説明する姿を目撃したという。男性の手から血が滴り落ちていたといい、「何が起きたのか、状況をすぐに把握できなかった」。男子生徒は、そのまま受験。「動揺はせずにできたとは思うし、巻き込まれなくて良かった」と胸をなでおろしたが、「絶対にやってはいけないと思う」と憤った。

東京都北区の高校3年の男子生徒(18)も、交番で重傷の男性がぐったりして座っているのを見た。警察官が「頑張って。もうすぐ救急車が来る」と必死に励ましていたという。「急病人だと思ったが、後から報道を見て事件だと知った。自分も危なかったと思うし、ぞっとする」と声を震わせた。

受験生らによると、大学入試センター側から受験生に対し、事件の状況の説明はなかったという。

インターネットのニュースで事件を知った別の男子生徒(17)は「動揺して試験が受けられない人もいるかもしれず、難しいところだと思うが、状況は説明してほしかった」と話した。同じくネットで事件を知った、都内の高校に通う女子生徒(18)は試験終了後に母親から心配する電話があった。無事を伝えたが、「何が起きていたのか詳しいことが分からず試験中も不安だった」といい、足早に会場を後にした。

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