厳しい残暑が食卓を直撃 野菜の生育に影響 キュウリは曲がりカリフラワーは害虫被害で収量減<福島県>

厳しい残暑が食卓を直撃 野菜の生育に影響 キュウリは曲がりカリフラワーは害虫被害で収量減<福島県>

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  • 更新日:2023/09/19
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福島テレビ

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厳しい残暑は、野菜の生育にも影響を及ぼしている。

福島テレビ・丹野裕之記者:「午後1時過ぎです、9月も終盤になろうとしていますが、福島市では蒸し暑さは続いていて、夏の終わりを感じません」

福島県内は19日も気温が上昇。気温を観測している30カ所のうち18カ所で30℃を超えて真夏日となった。

福島市の農家・齋藤智さんは、記録的な暑さに苦労が絶えないという。

齋藤さんは「(暑くて)ハウスの中で作業をする時間も少なくて、朝と夕方しか仕事できないので、やっぱり仕事は遅れちゃったりとか」と話す。暑さの対策をしてもそれを上回る暑さとなったため、夏野菜のキュウリも影響を受けていた。

「(暑さで)ちょっとおかしくなっちゃって曲がったりとか、奇形になったりとかするんですけど」と齋藤さんは話す。暑さで大きく育たなかったり、変形してしまったり。等級が下がって「規格外」の割合が増えると収入に大きく響く。こうした「暑さの影響」はキュウリの他にも…

「消毒はまめにしても、全部食われています」と話す齋藤さん。カリフラワー畑では害虫が発生。暑さが続いて枯れてしまう株も出ていて、被害は深刻だ。

「段々涼しくなってくる予報もでているので、なんとかそれまで頑張ろうと思います」と齋藤さんは前を向いた。

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