光熱費が払えない... 元商社マンが会社を辞めて直面した現実と、成功するために守り続けた「二つのこと」

光熱費が払えない... 元商社マンが会社を辞めて直面した現実と、成功するために守り続けた「二つのこと」

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  • 更新日:2017/12/06
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2016年12月 スペインのアンダルシアの古城ホテルパラドール

華々しい成功の影には、暗く、地道な過程がある。元商社マンの北川賢一さんもそうだ。いまでこそ、海外不動産事業、ホテルオーナー、ベンチャー事業、ヘッジファンドへの投資、本・メルマガの執筆、講演、教育活動など、幅広い活動を通して収入源を18個まで増やし、『ただのサラリーマンから財布を18個まで増やしたお金のルールチェンジ』という本まで著した北川さんだが、独立後にさまざまな苦労を味わったという。

「起業すれば自由になれる」。そんな淡い期待を抱いて独立する人も多い。しかし、現実はそう甘くない。独立してからの苦労、そして成功に至るまでの経緯について、北川さんに話を伺った。

*  *  *

■遠い成功への道程と諦めない心

会社を辞めて起業した私は、ある決意をしていました。それは、「毎日我慢しながら仕事を嫌々するのではなく、自分のやりたいこと、好きなことをしてお金を稼ぐ」ということです。

とは言うものの、具体的なビジネスアイデアや事業計画はなし。使える資金はごくわずか。仕事で得た実績も、仲間も、人脈も、秀でたスキルもありませんでした。まさに、ゼロからのスタートだったのです。

当然のことながら、会社を辞めてからの一年間、まともに収入を得ることができませんでした。会社員時代に作っておいた投資の収入源のおかげでなんとか生活はできたものの、ビジネスに対して無知であった私は、改めて、セミナーや教材などの自己投資を続ける必要性を感じました。何もしなければ、状況は厳しくなる一方です。だからこそ、私はまず「学ぶこと」が重要だと考えました。しかし、すぐにお金に変わるわけではなく、独立してからの収支は赤字続き、気がつけば、貯金は底をつきかけていました。

いよいよ、家賃や光熱費まで払えなくなり、どうにか食いつなぐために、日雇い労働をしたこともありました。何の保証もなく、光も見えず、将来への不安で押しつぶされそうになり、眠れない日々が続きました。

家に一人でいると、「所詮、自分のようなやつが夢を追うなんて無理だったのか……」という言葉が私の脳裏をよぎりました。しかしその一方で、「まだやれる」「諦めてばかりだった自分を乗り越えるんだ」という声も、自分の中から聞こえてきました。

■地道な努力が実を結ぶ瞬間

再び奮起した私は、さまざまなビジネスに取り組みました。せどり、輸入ビジネス、コピーライター業、アフィリエイト、そしてブログやメルマガによる情報発信など、大きな資金をかけなくてもできるスモールビジネスに挑戦していったのです。

とくにブログやメルマガに関しては、すでに投資のノウハウが蓄積されていたので、有益な情報を発信できると思っていました。コンテンツを発信する内容も大事ですが、それを届ける為の工夫・ノウハウも重要だと思ったので、ただ我流で行うのではなく、マーケティングについて学びながら、実践していきました。

学んだことを活かしながらコツコツと地道な活動を続けていると、少しずつコミュニティーも形成されていきました。ただ、「このままで本当に大丈夫なのか」という不安がつねにあったのも事実です。「果たして自分のやっていることが花咲く日は来るのか」、と。

そんなある日、奇跡が起こります。当時手がけていたEラーニング教材を、影響力のある人がネットで紹介してくれたのです。すると、それを見た人が参加してくれて、さらに参加してくれた人の成功体験が拡散して別の人も買ってくれる。そのようなプラスの連鎖が生まれたのです。感謝の声も大量に届き、それが何より嬉しかったです。

私は、インターネットの拡散力と口コミの強さを知ることになります。わずか1年ほどでコミュニティーは3000人規模に拡大。驚異的なスピードでビジネスが成長していったのです。

これには運もあったと思います。また、インターネットを使ったビジネスが急速に裾野を広げていたという背景もあるでしょう。しかし今にしてみると、「自分に足りない知識を素直に学ぶこと」、そして「他の人の力を味方につけること」、この二つが良い結果につながったのだと思います。

■「信頼度を高める」と「他者を味方につける」

苦難の時期を経て学んだこと。それは、何をやるにしても正しいやり方というものがあり、その道で結果を出している一流からきちんと学んでスキルを磨くことが一つ。それと同時に、周りの人を巻き込むこと、つまりは協力者を得ることの重要性です。そうすれば想像できないような成果をあげられます。

そのためにも、まずは自分が信頼に足る人物になるべく努力することです。日々の活動でコツコツ自らの“信頼残高”を高めていくこと。たとえ今すぐの収入として得られるものがなくとも、将来の種まきを続けていくのです。その上に他の人の力、応援が加わると大きな飛躍のきっかけになります。そしてそのきっかけをうまく掴むことで、急上昇の流れが生まれます。

誰しも結果が出るまでは不安があるものです。わたし自身、はじめは日陰での地道な努力の積み重ねでした。それをめげずに続けていったから、今があります。自分を信じて歩みを止めなければ、花開く日は必ずくるものです。(取材・構成/ライター・山中勇樹)

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