〝おうちかき氷〟を美味しく楽しむアイデア

〝おうちかき氷〟を美味しく楽しむアイデア

  • @DIME
  • 更新日:2017/08/12
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近年は、季節問わず楽しまれているかき氷。ふわふわの台湾風かき氷から、バラエティ豊かなトッピングのかき氷まで実に多彩だ。果たして2017年夏のトレンドは? そしてじわじわきている「おうちかき氷」の楽しみ方にも迫ってみよう。

■今年は『フォトジェニック』がトレンド

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(画像はイメージ)

今年の夏はどんなかき氷がトレンドなのか。日本中のかき氷を食べ歩いているという根っからの“かき氷好きオジサン”である、一般社団法人日本かき氷協会の代表・小池 隆介さんは次のように語る。

「いまは『フォトジェニック』がトレンドです。ここ数年、フルーツを主体としたかき氷が注目されていましたが、数年前から、定番のかき氷の固定概念をくつがえす、びっくりするようなかき氷が増えてきています。

まるでケーキやパフェのような可愛いものも人気です。お店の方も、お客さんが写真を撮って、Instagramなどに投稿されるのを意識して商品を企画しているくらいです。フォトジェニックなかき氷の代表的なお店といえば、北品川の『甘味処いちょうの木』や渋谷の『セバスチャン』ですね」

また、最近では「トッピング」を楽しむ流れもあるようだ。これについてはどうか。

「かき氷のトッピングといえばミルクやあずき、白玉などをプラスするものですが、最近は自分だけのかき氷を作ることのできる『カスタマイズ』を提供する店舗も増えてきています。

また、一から自分で好きなかき氷を自由に作ることができる『自宅かき氷』を楽しむ流れもあります」

■30~40代におすすめのかき氷は?

そこで小池さんに、今年、30~40代のビジネスパーソンにおすすめのかき氷を挙げてもらった。

「お子さまがいらっしゃる方が多いと思いますので、家でも楽しめる明治屋さんの新しいシロップはおすすめです。『マイシロップパウチ 味わうシリーズ』は、従来のシロップとは違って果肉の素材感が感じられるもの。お子さまも楽しめますし、舌の肥えた大人のグルメな方も楽しめると思います」

また、特別な日はお店に食べに行くのもいいと小池さん。都内でおすすめの店として、目白の「志むら」と湯島の「自家焙煎珈琲みじんこ」を挙げる。

「『志むら』さんは、老舗の名にあぐらをかかないお店。毎年ストイックに和菓子職人が他にはないかき氷を提供しています。基礎がきちんとある、新しいかき氷は絶妙です。

『自家焙煎珈琲みじんこ』さんはコーヒー屋さん。かき氷にはエスプレッソがついてきます。

旬の素材を使うことを心がけられており、和にもよりすぎず、洋にもよりすぎず、若い方が食べたい味をうまくアレンジしています。ほうじ茶や甘酒、カスタード、キャラメルパッションを使ったものなど、女性人気がかなり高いですよ」

■「おうちかき氷」を美味しく楽しむには?

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近年じわじわブームがきているという「おうちかき氷」。より美味しく楽しむにはちょっとしたコツがあるという。

●氷は「製氷カップ」で作る

「市販の袋入りの氷や家庭用冷凍庫の製氷皿でも問題はないですが、製氷カップで作ったほうがかき氷機でうまく削ることができます」

●氷はゆっくり凍らせる

「ゆっくり凍らせると、透明感のある氷になり、かたくなります。かたいのでかき氷機でも削りやすくなります。氷は家庭の冷凍庫で凍らせると、白濁することが多いですが、これは水以外の不純物です。

ちなみにかき氷店で使用している氷は限りなく不純物を取り除いた氷です。48~72時間かけて凍らせた純氷や、2週間~20日間かけて凍らせた天然氷があります。家庭用の製氷カップは数時間で凍らせるものなので、どうしても波打ったり、白濁したりしてしまいます。少し長い時間をかけて凍らすことで、家庭でも透明感の高い氷ができやすくなります。

例えば、製氷カップの周りに新聞紙や発泡スチロール、プチプチの包材を巻くなどすると、空気の層ができるのでゆっくり凍ります。四方八方から凍らせることで、中心部に不純物が集まり白濁します」

●砂糖氷やミルク氷を使う

「氷の質にこだわるなら、砂糖水を凍らせたものを使ってみてください。サラサラ、パウダー状の雪のようなふわーっととける氷になりますよ。ガリガリの氷を食べたくない場合におすすめです。ミルクを入れると凍り方が変わってきます。口どけのやわらかい氷になり、いまブームの台湾のかき氷のようになります」

●ベストなかき氷機を選ぶ

「かき氷機は、歯の角度を調整できる、歯の状態のいいものを使うこと。放置するとサビるので、メンテナンスをしっかりしましょう。

家庭用は業務用と比べて性能や削りやすさはどうしても劣りますが、中でも、かき氷の業務用機器メーカーの池永鉄工、中部コーポレーションが出している家庭用機器はおすすめです」

●器・スプーン・材料は事前に冷やしておく

「器、スプーン、トッピングのフルーツやチョコは冷蔵庫で冷やしておくこと。シロップなども一度冷やしてトッピングしたほうが、溶けずに最後までかき氷として食べられます」

●老舗店舗のあずきをのせて贅沢にいただく

「おすすめなのが、たい焼きの『浅草浪花家』さんや、今川焼の『あずきや安堂』さんのように、老舗店のあずきを単品で持ち帰り、家でかき氷にかけて食べること。贅沢に楽しめますよ」

おうちかき氷を存分に楽しむためには、氷の凍らせ方からトッピングまでとことんこだわって実践するのがポイントといえそうだ。また、フォトジェニック、カスタマイズできるかき氷もぜひチェックしてみよう。

(取材協力)
小池 隆介さん
かき氷のフードイベント『かき氷コレクション』実行委員会代表。
かき氷専門ガイド本『かきごおりすと』の編集・発行者。
一般社団法人日本かき氷協会代表。
日本中のかき氷を食べ歩いて取材し、日本古来の食文化で伝統食でもあるかき氷を広く伝える為に活動。かき氷にとどまらず、氷雪業(氷の卸しや販売、製造)全体にも精通している。

取材・文/石原亜香利

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