紅葉は2時間歩いたご褒美!?長野県・本沢温泉の濁り湯露天

紅葉は2時間歩いたご褒美!?長野県・本沢温泉の濁り湯露天

  • トラベルjp<たびねす>
  • 更新日:2016/10/20
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紅葉は2時間歩いたご褒美!?長野県・本沢温泉の濁り湯露天

紅葉を眺めながら入る温泉は数多くありますが、長野県の本沢(ほんざわ)温泉は全国屈指の好風景!視界を遮るものはなく、山の中に溶け込む露天。春は新緑、夏は濃緑、冬には雪見風呂となり、秋はもちろん紅葉絶佳!ここに入らず露天は語れぬ、そんな見事な温泉です。ただし、容易にはたどり着けません。登山ルートを2時間強、歩いた先にあるのです。

■本沢温泉へは山道を

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写真:八岳木 流泉

本沢温泉は、長野県東部の南佐久郡南牧村に位置しています。施設の分類としては、旅館やホテル、日帰り入浴施設ではなく、山小屋です。山道を約2時間、つまり登山の行程を経て、たどり着ける温泉というわけです。

八ヶ岳の一角をなす、硫黄岳と天狗岳。それらの山への玄関口として、古く愛されてきた本沢温泉。山小屋ということで簡素な造りですが、宿泊と日帰り入浴が可能です。

本沢温泉には、登山の途中に立ち寄る人が多く、アクセス方法は多種多様。それでも今回は、秋色の温泉入浴を目指し、その先の山ではなく本沢の温泉を目的とした旅路を紹介します。

本沢温泉へゆく最短のルートとしては、国道141号線(佐久甲州街道)経由が良いでしょう。車の通りが盛んな国道から〈松原湖入口〉交差点を県道480号線に折れます。そこからは長い県道の旅。各所に本沢を示す案内も出ています。それに従って進めば、車数台が停められる本沢への登山口に着きます。

最寄りの公共交通機関はJR小海線の松原湖駅ですが、そこから登山口までのバス等はありません。駅からタクシーで行くこともできますが、登山口まで約15キロの距離があります。

なお、別の登山口「稲子湯旅館前」までならば、松原湖駅から町営バスが出ています。乗車時間は約20分。運賃は600円。しかし、そこから本沢温泉までは歩いて3時間30分かかります。

■2時間ほどで本沢温泉へ到着

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写真:八岳木 流泉

歩くペースで変動があるものの、登山口からの道程は、先述の通り2時間強です。足場は決して悪くないですが、全行程未舗装の登山道ですので、登山靴や防寒着、雨具、水分など、最低限の装備は必要です。国道沿いには美味しいパン屋も点在しているので、そこで食料を入手して楽しく歩くと良いですね。

総じて安全かつ、起伏も激しくない山道を登ってゆくと、本沢温泉へ到着です。標高2150メートル、紅葉も綺麗に映えて、空気が澄んだ別天地です。

■シックで落ち着いた本沢の山小屋

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写真:八岳木 流泉

本沢温泉は1882(明治15)年に開湯した温泉山小屋。富山県の「みくりが池温泉」等に次ぎ、日本で3番目に高い場所にある温泉です。また、通年営業をしている点も嬉しいところで、雪深い冬季をめがけて訪ねる人も多いと聞きます。

小屋で出る食事の野菜等は全て自家農園で作られたもの。釜炊きご飯も評価は高く、山小屋と聞いて侮るなかれ。また、立ち寄りでもビールやカレーなど、喫茶気分を求めることができます。ただし、帰りも同じ山道です。飲みすぎ食べすぎには要注意!

温泉は、小屋内に男女別の内湯がひとつずつ。加えて離れた場所に名物の混浴露天風呂がひとつあります。内湯が800円、露天が600円と、どちらも別料金での利用となります。

■開放的な絶景露天

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写真:八岳木 流泉

今回は、内湯をパスし、紅葉まぶしい名物露天のみを紹介します。しかし、本沢温泉に到着したからと言って、すぐに露天へ入れるわけではありません。山小屋で露天風呂入浴の料金を支払い、さらに10分ほど山道を登るのです。これが意外と急こう配で、細かい砂利の足場です。登りよりも帰りの下りに注意してください。

樹林帯を抜けると、一服できる平地へ出ます。そこにある案内に従い、山肌の方へ進みます。そこから露天までは、再び砂利道。しかもつづら折りの急傾斜、これはもはや崖です。四苦八苦のすえ、ようやく着いた露天風呂。既述の通り、混浴仕様の小さな湯舟です。脱衣所なども皆無で、脱衣から入浴、着衣まで、すべてその場で行います。女性にとっては非常にハードルの高い露天風呂ですが、水着入浴も可能です。とは言え、着替え用のポンチョなどがあったほうが良いかもしれません。

登山道に砂利の崖、女性にとっては難易度の高い混浴。ですが、それらいくつかの壁を超えてしまえば、そこに待つのは極上の露天風呂です。視界を遮るものは何も無く、目に映るのは猛々しい硫黄岳の山峰。眼下からは水の流れも聞こえてきて、気分はまさに最高潮です。

■露天に入って紅葉狩り!

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写真:八岳木 流泉

本沢温泉の露天風呂は、「雲上の湯」との名前がついています。なるほどそれは言い得て妙で、時には雲すら露天の下に従えることも。また、日本最高所にある露天風呂とされており、空の近さは他に類を見ぬものです。

泉質は酸性・含硫黄-Ca・Mg-硫酸塩泉。硫黄やカルシウム成分が起因して白く濁り、舐めれば酸味、匂いは硫化水素を前面に出しています。湯温はぬるく、40℃前後。源泉は、足元からプクプクと湧き出しており、そのまま掛け流しでの利用。もちろん、加水や加温はしていません。

湯船の底はサラサラとした砂地。そこに身を預け周囲をぐるりと見てください。辺りの針葉樹林が黄色く染まり、向こうの山は濃緑と黄色のコントラスト!赤い山木は見当たりませんが、この簡略な染まり方が素敵です。

■濁り湯露天、紅葉、秋風

山から吹き下りる秋の風は、程よく冷たく乾いています。そんな風を受けながら、真白な濁り湯に身を沈める。そのまま紅葉を眺めてゆけば、この上ない心地よさです。2時間歩いたご褒美は、濁り湯露天と紅葉と、山から届く秋色の冷気。本沢温泉の旬はまさに今!絶対おすすめ、山の湯です。

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