【楽天好き】最年少、37歳の平石洋介監督が率いるイーグルス二軍の今

【楽天好き】最年少、37歳の平石洋介監督が率いるイーグルス二軍の今

  • J SPORTS
  • 更新日:2017/09/14
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一軍がクライマックスシリーズに行く正念場を戦う中、二軍はジャイアンツと優勝争いを演じている。

育成や調整を行う二軍。先週、取材に訪れた日は、スタメンの中川大志が4打数でホームラン2本を含む3安打(全打席で出塁)と爆発し、その他の選手も盗塁を狙ったり、凡打でも進塁打で走者を進めたりと塁上を賑わせていた。

また、ベテランの松井稼頭央やクルーズは守備で好プレーを連発していた。12球団最年少(37歳)の就任2年目、球団からも信頼厚い、平石洋介 二軍監督に話を伺った。

成長著しいと高評価の村林

◆あくまで選手に見合ったことを。ただし準備はきっちりと

選手を熱く指導し、自らも厳しく律する平石監督。調子について尋ねるも、「二軍の調子なんてないです。育成できてるかも、こればっかりはわからない」と引き締める。

「というのも、若い選手全員が試合に出るのは難しい。でも、1人2人でも3人でも、今年出て行かないといけない。それが今年なのか、来年なのか、3〜4年後なのか、わからないですから」。

「もちろん、順調に来てる選手もいるし、このまま行くと楽しみという選手もいるんですけど、これがイメージ通りに行くかはわからない。(一軍が)悪かったらバタバタと入れ替えもありますが、協力しあって、ちょっとでも助けになるようやるだけです」。

梨田昌孝監督とも、昨年から意思疎通ができているという。時に具体的な準備を依頼されることはあれど、あくまで二軍は二軍、選手に見合ったことを優先することを一任されている。

だからこそ、「一軍に上がるときに、こういうのをやらせておけば良かったということだけは避けたい」と語る。

そんなチームの方針として、「二軍では主軸を打たせてるバッターでも、バントもあればエンドランもします。思いっきり行かせる時は行かせますけど、状況に応じて」と平石監督。

加えて、「必ずしも足が速いから走る、遅いから走らないとは決めていません。相手の傾向によって、カウントによって、状況次第でこっちが責任を負って、盗塁させることもあります」と明かす。

「特別に足の速い選手が多いわけではないけれど、盗塁数は結構あります。走塁は盗塁だけじゃないですけど。一つ先の塁を狙うのは当たり前で。とにかくプレーが終わるまでは、絶対にスキをみせるなと口酸っぱく言ってます」。

◆村林は「数年後もしかしたら」、島井は「イースタンでは他に類を見ない」

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聖澤からも盗塁の技術を教わったという島井

その走塁で特に気になったのが島井寛仁。育成選手だが、わずか53試合でチームトップの22盗塁はリーグ4位(リーグ1位は24盗塁。9/12現在)。

春季キャンプでも、「足のスペシャリストとして必要とされるよう技術を磨きあげる」と決意を話していたのが思い出された。聞くと、指揮官もその努力を称える。

「よく研究してますよ。イースタンリーグで彼ほどのレベルはいません。間違いなく。だから緊迫した場面でも使ってるし、他チームはものすごく警戒してますね。それでも(盗塁を)決めているから、大したもんです」。

「ただ、一軍の経験はないので、上でどこまでできるかは未知数ですけど。二軍のチームではみんなに言ってます。島井で勝負かけて走らせて、万が一、盗塁失敗しても、そこは『よう走った』って出迎えてやれって」。

島井の成長に目を細める平石監督。他に、成長著しい選手を訪ねると村林一輝の名前が挙がった。

二軍の試合は、出場選手たちの声もよく聞こえる。中でも最も声を出していたのが村林だった。ショートを守りながら、投手の背中に何度も「ナイスボール!」と檄を飛ばし続けていた。打席での存在感も増したように見える。

「そうですね。声ぐらい出せると思うかもしれませんが、これが中々そういうもんじゃない」と成長を認める。

そして、「キャンプで途中から一軍に数週間だけ帯同して、またガラッと変わった。うまくなりたいっていう意識の高い選手ですが、それがさらに強くなりました」。

「実際、守備はうまいですし、振る力もついてきました。僕は数年後『もしかしたら』と思ってます」と評価する。

一人でも多く飛躍し、野球人生を後悔しないように。平石監督はどんな時も先を見据えながら、親心を惜しみなく選手たちに注いでいることがわかった。

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