人はひとを殺したことを忘れられるのか?...

  • 西日本新聞
  • 更新日:2016/12/01

人はひとを殺したことを忘れられるのか? そんな宣伝文句に引かれて見た米映画「ガール・オン・ザ・トレイン」。主演は「プラダを着た悪魔」で注目されたエミリー・ブラントさん

▼離婚に傷つき、アルコールに依存する主人公の女性は、泥酔しては記憶をなくしてしまう。その空白の時間に起きた事件。彼女は覚えのない殺人容疑をかけられる…

▼酔っぱらって自分の言動をよく覚えていない、という経験がある人は少なくないだろう。不思議なもので、どうやって帰ったかは思い出せないのに、家で寝ていたりする。酒に酔っていても、大切なことは忘れないものかもしれない

▼酒よりも恐ろしい白い悪魔である。歌手のASKA容疑者がまた、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された。おととし、同法と麻薬取締法違反で有罪判決を受け、執行猶予中だった

▼中高年には、その歌声と共に、若い頃の忘れられない思い出もよみがえる。多くのファンが、薬物依存を克服してステージに立つと信じ、応援していた。とりわけ、出身地の福岡では、残念な思いが一層募る

▼本人もファンの願いは十分に自覚していたはずだ。その何よりも大切なものを忘れられるほど、悪魔の呪縛は強かったのか。昨年、覚醒剤事件で摘発された人の3分の2近くは再犯者だったという。米国などに比べ遅れているとされる逮捕後のケアなど、再犯を防ぐ体制整備も必要だろう。

=2016/12/01付 西日本新聞朝刊=

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