AI対応と新ライカのデュアルカメラで進化したHUAWEI『Mate 10 Pro』は『iPhone X』を超えたか?

AI対応と新ライカのデュアルカメラで進化したHUAWEI『Mate 10 Pro』は『iPhone X』を超えたか?

  • @DIME
  • 更新日:2017/12/06

ファーウェイのフラッグシップスマホ、Mateシリーズの最新モデル「Mate 10 Pro」が日本で発売されました。発売開始は12月1日です。

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ファーウェイのフラッグシップ、Mateシリーズの新モデル「Mate 10 Pro」。

Mate 10 Proは今季のトレンド、18:9(2:1)の有機ELディスプレイを採用。4Kテレビなどで注目されている「HDR 10」に対応し、鮮やかで美しい映像を楽しめます。ディスプレイ周りの額縁は非常に細く、画面占有率はiPhone X以上。背面は側面に向けて緩やかな曲線を描き、手にフィットする形状です。2つのカメラと丸い指紋センサーが縦に、ライト、レーザーセンサー、LEICAやレンズ名称の文字が横に一直線に並ぶシンメトリーなデザインで、指紋センサー以外は、やや幅広のストライプの中に収まっています。背面はゴリラガラスとフィルムによる多層構造で透明感があり、カメラや指紋センサーのリングがキラリと光るアクセントに。日本版のカラーバリエは、チタニウムグレーとミッドナイトブルーの2色です。

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ディスプレイは6インチ。女性の手でも楽に取り回せるサイズに収まっています。

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シンメトリーにまとめられた背面。指紋センサーには楽に指が届きます。

Mate 10 ProはMateシリーズとしては初めてIP67等級の防水防塵性能を備えました。iPhone Xと同じレベルで、あまり水を気にせず使えます。指紋センサーの認識精度は高く、触れただけで本当に素早く画面ロックを解除できます。スピードだけならiPhone XのFace IDより速いかもしれません。

Mate 10 Proは、AIの演算に特化したNPU(Neural-Network Processing Unit)を搭載したチップセット「Kirin 970」を搭載していることも特徴です。新型iPhoneに搭載された「A11 Bionic」もKirin 970と同様にニューラルエンジンが搭載されていて、スマホ向けのCPUにAI処理機能を載せることがトレンドになりつつあります。

Kirin 970は従来のチップセットよりも電力効率が上がったため、端末をより長時間使えるようになりました。ヘビーユーザーでも1日以上、標準的なユーザーなら約2日間使えるとしています。またNPUは、ユーザーがどのように使うかを学習し、もっとも効率的な動きを予測して最適な状態に保つため、初期の動作スピードが持続するとファーウェイはアピールしています。4000mAhという大容量バッテリーは長持ちするだけでなく、20分で1日分のバッテリーをチャージできる「HUAWEIスーパーチャージ」という急速充電に対応。第三者認証機関「TÜV Rheinland(テュフ ラインランド)」による、安全急速充電システムの認証を取得しているため、安全性についても万全です。

また、Mate 9でも好評だったライカ監修のカメラを引き続き搭載しました。1200万画素のカラーセンサーと2000万画素のモノクロセンサーの2つのカメラを組み合わせ、ライカらしい独特の深い色合いと精細な描写力を楽しめるカメラです。レンズはF1.6と非常に明るく、ワイドアパーチャ機能でボケ効果のある写真を簡単に撮ることができます。また、光学式手ブレ補正機能や高速な画像処理プロセッサによって、被写体ブレを抑えて瞬間を切り取ります。1億枚以上の画像を学習させているそうで、13種類の被写体およびシーンを自動でリアルタイム識別し、その場に最適な設定で写真を撮れます。

少し写真を撮ってみましたが、空の色の美しさや食べ物に寄ったときのリアル感に感心しました。ワイドアパーチャ機能を使ったボケ写真は、うまくいくときといかないときがありますが、人のポートレート写真がきれいに撮れそうです。

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このほか、Type-C-DisplayPort変換ケーブルでモニターやテレビにつなぐと、パソコンのように使えるPCモードを備えています。これはGalaxy S8/S8+やGalaxy Note8が対応している「Samsung DeX」とほぼ同様の機能。マウスやキーボードを接続したり、端末をタッチパッドにしたりして操作できます。ゲームも大画面で、コントローラを接続すると本格的に楽しめます。

また、翻訳アプリの「Microsoft翻訳」がMate 10 Proに最適化されて「Translator」アプリとしてプリセットされています。AIのパワーを活用して、50言語以上のテキストや音声、会話を素早く翻訳できます。

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「Translator」アプリ。入力したテキストや写真内の文字、会話の翻訳も可能です。

なお、Mate 10 Proは2枚の4G対応のSIMカードを挿すことができ、ともにVoLTEでの待受に対応した世界初の「デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)」対応スマホです(国内のVoLTE対応はソフトバンク回線)。4Gの高速なデータ通信と高品質な音声通話を利用でき、もっと快適になるはずです。なお、細かいスペックとなりますが、LTEの対応周波数は、FDD-LTEがBand 1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/26/28/32、TD-LTEがBand 34/38/39/40/41で、周波数を束ねるキャリアアグリゲーションは3つまでに対応しています。通信速度は理論値で受信時が最大500Mbps、送信時が最大50Mbpsとなります。

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2枚のSIMカードを挿せるのは当たり前。Mate 10 Proは両方とも4GのSIMカードを挿せるようになり、どちらもVoLTEで通話できます。

前モデルの「Mate 9」は、パフォーマンスの高さやライカのカメラで印象的な写真が撮れることが高く評価されましたが、今回のMate 10 Proはそうした良さをしっかり引き継ぎつつ、最新トレンドの画面比率2:1のディスプレイ、必須機能の防水防塵機能を搭載し、AI対応チップセットでよりインテリジェントで、スキのないスマホに進化しました。iPhone XやGalaxy Note8などと性能、人気の高さを競い合う1台となりそうです。

取材・文/房野麻子(S)

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