横浜FM新指揮官、「10番・斎藤」の退団に本音吐露 「残ってほしかったけど...」

横浜FM新指揮官、「10番・斎藤」の退団に本音吐露 「残ってほしかったけど...」

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  • 更新日:2018/01/15
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元オーストラリア代表監督ポステコグルー氏、「新しいチャレンジをしたい」とJ参戦

J1横浜F・マリノスの新監督に就任したアンジェ・ポステコグルー監督が14日、新監督就任会見に臨み、新シーズンに向けて豊富を語った。昨季、主将で10番を背負った齋藤学(→川崎フロンターレ)の移籍という大きな話題に注目が集まるなか、指揮官は「もちろん斎藤選手には残ってほしかった」と本音を吐露した。

オーストラリア代表を今年6月に開幕するロシア・ワールドカップ出場に導いたポステコグルー監督。「新しいチャレンジをしたい」と意気込んでJ参戦を決めたが、新たに指揮を執る横浜FMは右サイドのレギュラーだったMFマルティノス(→浦和レッズ)ら実力ある選手の放出が目立つオフとなった。

FCソウルから韓国代表MFユン・イルロクという実力者を獲得した一方で、新体制発表会の2日前にはキャプテンの齋藤が川崎へ電撃移籍すること決定。ファンやサポーターに大きな衝撃を与えた。

会見では、ポステコグルー監督にも齋藤に関する質問がぶつけられ、「残ってほしかった」という本音もこぼれたが、チーム作りの計画には大きな影響はないと語った。

「ここ20年私のスタイルは変わっていない」

「もちろん我々としては斎藤選手には残ってほしかったですけど、選手自身の判断でもありますし…… ただ、一つだけ言えるのは計画的なところでいうと何も変わらないということ。それはなぜかと言いますと、(齋藤は)最初の半年間はおそらく怪我の影響でプレーできなかった。齋藤選手がいる・いないにかかわらず、何もプランが変わることはない。このチームで自分の落とし込み次第で良いチームにしていけると思います」

戦力的に見れば大きな打撃となったことは間違いないが、今さら過去を振り返っている余裕はない。貫禄たっぷりの指揮官は、これまで以上に攻撃的なスタイルで勝利を目指すと誓いを立てた。

「今まで20年間監督をやっていて、私のサッカー自体は常に攻撃的、アタッキングフットボールをしてきました。横浜に来たからというわけではなく、ここ20年私のスタイルは変わっていない。それは試合に来てくれたら分かるかなと思います」

横浜に新たな特徴をもたらしたいと意欲

ポステコグルー監督は「攻撃的にするところではボールを持っていないといけないと思います。自分のサッカー観としては相手を圧倒するようなチームにするには、ボールを持つことの大切さ。そこのところは変わらないと思います」と語り、オーストラリア代表で見せたようなポゼッションへのこだわりを明かした。

堅守のイメージが強い横浜FMだが、52歳の新監督はチームに新たな特長をもたらしたいと意欲を見せている。

Jリーグを「アジアの中でも組織的にもリーグの強さ的にもトップレベル」と称するポステコグルー監督は、昨季J1で5位、天皇杯で準優勝と躍進した名門をさらなる高みへと導くことができるだろうか。

【了】

石川 遼●文 text by Ryo Ishikawa

フットボールゾーンウェブ編集部●写真 photo by Football ZONE web

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