「色っぽさ」が人気。宇野実彩子さんが、夜のホテルで33歳の女のリアルを4時間半、語った。

「色っぽさ」が人気。宇野実彩子さんが、夜のホテルで33歳の女のリアルを4時間半、語った。

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  • 更新日:2019/09/29

今夏、自身初のソロアルバムをリリースし、現在、ライブツアーで全国を駆け抜けているアーティスト、宇野実彩子さん。

だが、アーティストという立場を離れ、素に戻ったとき。

そこには恋、キャリア、将来に揺れる、リアルな33歳の女性の姿があった。

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―― about 恋愛

ソロアルバムに収録されている全楽曲の歌詞はすべて彼女自身が紡いだもの。

高揚感にあふれた恋の始まりから、切なすぎる別れまで。

女性の感情をストレートに綴り、ストーリー性のある展開は、どの曲も即座に情景が頭に浮かぶ。

中でも印象的だったフレーズは、今回のアルバムを代表する曲、『Honey Stories』の最後の一節にあった。

「君と出逢って 愛を知りました」。彼女自身は、どうだろうか。

「〝結婚するなら、大恋愛した相手としなさい〞という母の言葉が、ずっとささっていて。

でもその一方で、〝いやいや、結婚は現実的に考えたら、そうじゃない部分もあるでしょ〞とツッコんでいる自分もいたり(笑)。

いわゆる〝結婚の条件〞って、なんだろう?とか、アラサー女子特有の〝あるある〞的な悩みは、当然みなさんと同じようにあります。

理想と現実のギャップがだんだん自分事としてわかるようになってきた……〝大人〞の年代なのだと思います」

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そう言って笑う宇野さんだが、恋愛観に関しては、昔も今も変わっていないと言う。

「いろんな恋の経験を重ねてきた結果、自分の中に〝恋愛想定問答集〞のような参考書は持っているつもりなんです。

このあいだはこうだったからこうだよな、とかね。

恋が終わるごとに、いっぱい反省して成長してもいる……はずですし。

でもいざフタを開けてみたら、参考書の中身はごっそり忘れて、結果的にまた同じことを繰り返しているという(笑)。

恋愛においては、全然成長できていないですね。でもそこが私の軸というか。変わらない、変われない部分。

やっぱり、心を使ってしまうのが恋愛じゃないですか、頭ではなくて。

だから、たくさん鎧を着てガードしているはずなのに、いざ始まったら素っ裸で駆け出してるじゃん、私みたいな(笑)。

分厚い参考書は意味をなさない。それはきっと、これから歳を重ねても変わらないんじゃないかな」

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恋に落ちる男性のタイプに変化はあったのかと聞いてみる。

「自分がときめく人って、ルックスにこだわりはあるとは思います。美少年がいいっていうことではなくて、私には輝いて見える人、という意味で。

でも〝好きになる男性の条件〞って聞かれてしまうと……仕事もけっこうハードだし、本当は落ち着いた平和な恋愛がしたいと、思ってはいるんです。

でもね、どうもそっちの方向にはいかないみたいです、私。

離れたいのに妙に惹かれてしまう人、あらがえない魅力がある人が好きなのかな。

仕事でも考え方でも、スタイル、雰囲気でも……彼の持つ何かしらが、私の心をもっていってしまう。

で、恋に落ちている(笑)」

初デートに行きたいのは、意外な場所?

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理性より本能。自分の感情には嘘がつけないタイプ。

「周りから言わせると、恋をしていると、全身から好きがダダ漏れているみたいです(笑)。相手にも、私の気持ちはすぐ伝わっちゃう。

でもそれって、始まってすぐ彼が〝お腹いっぱい〞になってしまいそうでしょ?

だから、ファーストデートは、2軒目は行かずに帰ろうかな、と。

だって、この人と本当に付き合いたいなって思ったら、最初で距離を縮めすぎちゃうのは……ねぇ。

恋の始まりって、本当に楽しいじゃないですか。だからゆっくり味わいたいんです」

ちなみに、彼女の理想のファーストデートは焼肉。

「男の人も焼く作業があるから、自然とリードしやすい気もします。

女子からすれば、彼がどんな人なのか、焼き方やオーダーの仕方で、ある程度わかるというか。

個人的には、ご飯までしっかり食べてくれる人が好き。見てて気持ちいいんです。

お酒はもちろん、心の入り口をお互いゆるめるためにも、ファーストデートには欠かせないものかもしれませんね」

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時折見せる切ない眼差しや、幸福感たっぷりの笑顔。きっと、いつかの恋を思い出しながら答えているのだろう。

恋愛について自らの言葉で語るときの彼女は、同性から見てもとても艶っぽい。

話の流れからすると、恋のスタンスは、愛されるより愛したいタイプなのだろうか。

「うーん、やっぱり、愛されたいです(笑)。ただ私は、愛されているというのを始まりの時点で感じてしまうとダメなんですよね。

そのバランスって、すごく難しい。ふたりの想いがイコールな瞬間なんて、完璧にはないじゃない?

でも人間って、結局は愛されたい生き物だとも思いますし……。年を重ねていけばいくほど、恋愛って奇跡だなって思うんです。

理想や条件をいくら並べても、それどおりには絶対にいかないから」

そう言って少し間を置き、こう続けた。

「だからやっぱり、母の言葉の通り、結婚する人は大好きな人でありたいですよね」

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―― about 仕事

デビューして約15年。大学を出て新卒で働き始めれば11年目。仕事での責任がより大きくなってくる立場にいることは、彼女も例外ではない。

「30代になってからは、言動、行動に対する責任について、以前よりもヒシヒシと感じていますね。

昔はスタッフさんも同業者も当然ほとんどが年上の先輩たちでしたけど、今は違います。

年下もいるし、同世代のスタッフも多くなってきて。自分の発言がいろんなジャッジにつながることも多いぶん、不用意なことはできないな、って。

とはいえ、一方で自分の意見が通りやすくなる場面も増えました。それは仕事の充実によりつながっていますね」

責任が大きくなるにつれ、抱えがちなストレスやフラストレーションとは、どう付き合っているのだろうか。

「イレギュラーなことは、絶対につきもの。だから起こったときに、自分がブレないでいることが大事なのかなと。

もう、やってられない!みたいな爆発や、そこに至るまでの溜め込みは、いまはないですね(笑)。

大人になって冷静になったのもあるけれど、大きいのは、助けてくれる人たちの存在。

いろんな人のアドバイスや励ましの言葉で、辛さがマイルドになる瞬間は日々あって。きっと、それに助けられているんだと思います」

そうした実感は、作品にもつながっているのだという。

「今回のアルバムで初めて両親のことを想って『咲いた春と共にあなたへ贈る言葉』という曲を書きました。

家族愛、人間愛みたいなものの魅力に気づけたのは、本当にここ最近のこと。これも今までになかった大きな変化かもしれない」

将来の目標は立てない。その理由は…?

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―― about 将来

10年後は40代。そのときに見ていたい景色とは?

「20代のころは、ただ目の前のことをこなすのに必至で、何がやりたいかなんて具体的なことはきっと見えてなかった。

でも、当時のその勢いみたいなものがなかったら、きっと今、ここには立てていないとも思います。

でも10年後は……どうなんだろう。好きなことをやれていたら幸せですよね」

ただ、急がなきゃいけない、という意識だけは常にあるという。

「時代の流れは早いし、本当に水ものの世界じゃないですか。

飲まれていったらどんどん流されていく怖さもあるけれど、同時にこの代謝の良さみたいなのに、救われるときもあって。

失敗してもまたすぐチャンスに恵まれたりするときには、そう思ったりもします。

だから、とにかくこのスピードだけにはついていかないと、って常に自分を急かしている部分はありますね」

立ち止まって見つめ直す時間はいらない?

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「立ち止まることは、いつでもできる。だから元気なうちに、やりたいことをやりきりたいんです。

とはいっても、歳を重ねていく中で音楽の表現がどう変わっていくのかは、まだ私にも見えません。

だから、あまり何年後にこうなる、みたいな目標を決めて型にはまっていくのではなく、常に最善を尽くしてやること。

自分はベストだと思っても、数字がついてこないこともあります。

でも、結果が出なかったときに、誰かのせいにだけはしないつもり。自分が最善を尽くしてやっていれば、〝じゃあ仕方がないか〞って受け止められるから。

もちろん、それなりに落ち込みはしますけど」

浮き沈みの激しい世界で自分を見失わずに立ち続けること。

それがいかに難しいことか、33歳となった今、これまで以上によりリアルに感じるものがあるのだろう。

だが、迷いや不安に揺れ動きながらも、一歩一歩力強く歩もうとする女性の姿がそこにはあった。

■プロフィール
宇野実彩子 1986年7月16日生まれ。東京都出身。2005年AAA(トリプル・エー)としてデビュー。2018年、ファーストシングル『どうして恋してこんな』でソロデビュー。2年目となる今年、自身初のソロアルバム『Honey Stories』をリリース。現在、アルバムをひっさげた全国ツアー「UNO MISAKO LIVE TOUR 2019-Honey Story-」を開催中

■衣装
ジャケット¥93,000、キャミソール¥46,000、スカート¥49,000※ベルトはジャケットとセット〈すべてforte_forte/コロネット TEL:03-5216-6518〉、パンプス¥79,000〈Gianvito Rossi/ジャンヴィト ロッシ ジャパン TEL:03-3403-5564〉、リング¥8,750〈MONDAY EDITION/GEM PROJECTOR TEL:03-6418-7910〉、ピアス〈スタイリスト私物〉

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宇野さんが訪れたのは…『ヒルトン東京 TSUNOHAZU』

3つのレストランとバー、パティセリーカウンターからなる2階のダイニングフロア。それぞれの空間には大きな仕切りはなく、開放的な雰囲気が魅力。

1階の「マーブルラウンジ」では、11月6日までデザートフェア”アリスinローズ・ラビリンス”が開催中。

■施設概要
住所:新宿区西新宿6-6-2 2F
TEL:03-3344-5111
※営業時間・定休日・席数は、各店舗ごとに異なる

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