「仕事速いね!」と言われる人が意識している、たった3つのコツ

「仕事速いね!」と言われる人が意識している、たった3つのコツ

  • 現代ビジネス
  • 更新日:2019/07/12
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あなたはこんな仕事の悩みを抱えていませんか?

上司や先輩に「アイツ、仕事ができないよな」と思われてそうで不安。
「頼んでいた件、どうなってる?」と、よく聞かれる。
ただの「打ち合わせのアポ取り」なのに、決まるまで時間がかかる。

こんな悩みを抱いたことのある方は多いのではないでしょうか。どうしてそう考えてしまうのか。

突然ですが、私の社会人生活は司法試験に合格し、弁護士事務所に勤めるところから始まりました。ですから、社会人としてのイロハはまず法曹界で仕込まれました。その後、投資ファンドに転職したのち、2013年に起業し現在はIT企業経営者となりました。1つのミスも許されない「正確性重視」の弁護士。一方で、一分一秒を争う「スピード重視」のIT企業経営。正反対とも思われる経験の中で「速く、質も高い」仕事のやり方を身につけてきました。

拙著『「仕事速いね!」と言わせるコツ50』では、そうした経験から得た仕事術のエッセンスを紹介しています。今回はその中から、「仕事ができる人」と「仕事ができない人」の違いを、大きく3つの理由に分けて解説します。

「〆切日」=「提出日」は間違い

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私は弁護士から投資ファンドへ転職し、スピード勝負の世界へ飛び込みました。これまでは弁護士として「速さよりも正確さ最優先」の仕事スタイルをベースにしていたため、最初はかなり戸惑いました。

あるとき上司に資料作成を命じられ、言われた期日までに完璧に仕上げようと推敲を重ねていたら、「そこまでできているなら早く出してくれよ!誤字脱字?そんな細かいのはどうだっていいんだ。その資料はいつまでに提出するつもりだった?期日に出すんじゃ間に合わないだろう!」と叱られてしまいました。

いつまでにやれと期日を設定されながら「期日前に出さないつもりだったのか!」と叱られたのにはびっくりしました。しかし、仕事の目的を考えれば、理解できることでした。上司の仕事は決断することであり、部下の仕事はその判断材料を集めることです。上司は決断の根拠を上層部に報告するので最終的には整った資料が必要ですが、判断材料は少しでも早くにあった方が助かります。

言われたことをやるだけが仕事と思っていたら、なかなか気づかないところです。自分の仕事が何を目指すためのものかを、常に意識できるようになりましょう。仕事を「言われた期日に出す」のでは遅いのです。

「緊急性が低くて、手間のかかる仕事」の扱い方がキモ

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基本的に、仕事というのはチャッチャとこなすに越したことはありません。ある仕事を早く終えれば、それだけ早く次に取り掛かれます。途中で不測の事態が生じても、対処できる時間があります。経験値も積み上がり成長できます。

しかし「言うは易く行うは難し」。体調が優れないことや、気分が乗らないこともあるでしょう。立て込んでいれば、どうしても「優先して手をつける仕事」と「後回りにせざるを得ない仕事」が出てきます。

仕事における緊急性と手間の4分類
① 緊急性が高くて、手間のかかる仕事
② 緊急性が高くて、手間のかからない仕事
③ 緊急性が低くて、手間のかかる仕事
④ 緊急性が低くて、手間のかからない仕事

上記の4つの仕事があるとき、あなたはどの順番でやりますか?
➀と②は、誰でもすぐに手をつけます。とくに➀は、緊急性が高いうえに手間もかかるわけですから、何を差し置いてもすぐやらないといけません。④も比較的、すぐやる人が多いです。緊急性は低いものの手をつけやすいので、「やってしまおう」と思うからです。

問題なのは③です。緊急性が低いので今すぐにやらなくても、危機的事態に陥りません。ある程度まとまった時間のあるときに「えいやっ」とやっつけたいと思うので、よほど気持ちと時間に余裕がないと、後回しにしがちです。

ですが、いつまでも後回しにできるわけではありません。どんな仕事にも必ず締切があるからです。そして、その締切は、日一日と迫ってきます。つまり「③緊急性が低くて、手間のかかる仕事」は、時間が経つほど「①緊急性が高くて、手間のかかる仕事」に変化していくということです。

手間のかかる仕事は、時間をかけないと終わりません。時間がかかるのに、時間がないなんて最悪です。しかも、その仕事は急に降ってわいたわけではないのです。

周囲には「時間が十分あったはずだろう⁉」などと突っ込まれ、頭を下げて同僚の手を借りるか、費用をかけて外注するしか処方箋はなくなります。いずれにせよプレッシャーでキリキリと胃の痛い思いをするでしょう。

緊急性が低くて手間のかかる仕事こそ、早めに潰しておかなくてはいけません。その仕事は、今は気にならなくても、いずれラスボスに成長するモンスターです。

「速さと質」のバランスを見直す

現代では、ほとんどの仕事にスピードが求められます。たとえば、ある国で小さなビジネスが成功を収めたとします。昔は「小さく始めて大きく育てよ」という考え方があり、じわじわと評判が広まり、信用が積み重なってビジネスが大きくなったものでした。

ところが、現在は情報が瞬時にして世界中を駆け巡り、ボヤボヤしていると誰かに真似されて、あっという間にシェアをとられてしまいます。状況は社員でも同じです。社員が与えられた作業を早く済ませれば、上司はその精査や判断に時間をかけることができます。1つの仕事を早く終えれば、それだけ早く次の仕事に取り掛かれます。

仕事をテキパキこなす人は重宝がられ、どんどんいい仕事が回ってきます。経験値が積み上がり、何も考えずにボンヤリ仕事をしている人との差は、どんどん開いていくでしょう。

問題は、速さと正確さとのバランスです。「速くて正確」ならば言うことはありませんが「二兎を追うもの一兎をも得ず」のことわざもあります。どちらか重視しなければならないなら、速さの方が価値を持つケースが大半です。

ところが、世の中には速さよりも正確さが求められる業種もあります。たとえば弁護士などはその一例で、法令・条文と判例と証拠が絶対の世界です。裁判に臨むには、法令・条文を一言一句まで完璧に精査して、一切の矛盾も1ミリの漏れもない書類を作らなければなりません。99%まで完璧でも、残り1%に見落としがあると、苦労がすべて水の泡になるのです。

ゆえに弁護士の仕事は期日が十分に確保され、正確性を最優先に進められます。ほかにも、人の安全を預かる仕事(医師や交通機関など)も、速さより正確さやクオリティが重視される世界だと思います。

ただ、そのような業種でも、組織で働く以上は速さが求められる局面はありますし、ダラダラやっていいわけではありません。「仕事ができない」と思われてしまう人は、このバランスの見極めが苦手なようです。「さっさと済ませるべきこと」に時間をかけて、「大事な部分」に割く時間がなくなったりします。自分が手掛けている仕事が、会社全体の中でどのような意味を持つのか。「速さと正確さ」のバランスをどうするか。まず考えてみてください。

ここまで、「仕事ができない」と思われてしまう3つの理由を解説してきました。少しでも当てはまった方は、今日から少し意識を変え仕事に臨むことで「仕事ができる」と思われる余地が大いにあります。そして、仕事ができるだけでなく、仕事が速いと言われるにはいくつかのコツがあります。

上司や先輩に「仕事速いね!」と言わせるコツをしっかり押さえて、仕事を楽しんでしまいましょう。

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弁護士とIT企業経営者を経験した著者が教える『「仕事速いね! 」と言わせるコツ50 』

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