投資のヒントや優良企業との出会いも!誰でも参加できるIRイベントの歩き方

投資のヒントや優良企業との出会いも!誰でも参加できるIRイベントの歩き方

  • @DIME
  • 更新日:2017/09/16

配当金や株主優待を狙うにしろ、値上がり益を狙うにしろ、株への投資を考えるなら投資に関する情報を収集せねばなるまい。ネット上に転がるニュースや投資情報を漁るのもよいが、玉石混合の情報を取捨選択するためにIRイベントに足を運んでみてはいかがだろうか。例えば8月25日・26日にわたって開催された「日経IR・投資フェア2017」もその一つ。「投資のヒントと成長企業に出会える」と銘打って企業のIR担当者、著名な投資アナリストなどの話が聞ける場を提供してくれている。

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「日経IR・投資フェア2017」の会場は東京ビッグサイト(東京・江東区)。入場無料で2日間合わせて2万人ほどの投資家が来場。出展企業・団体数は106と上場会社数約3500に比べて多くはないものの企業と投資家が直接対話できる良い機会になっている。

■展示だけにとどまらずプレゼンで詳細な説明が聞ける

ところでIRとは「Invester Relations」の略称で、投資家向けに経営業績や財務の状況などを発信する活動のことをいう。上場企業のホームページには必ずIR情報が掲載されているのでそれを読めばよいが、IRイベントでは書面の情報からは読み取れない生の声が聞ける。業績のプレゼンを聞くだけでも書面で得た情報の理解が深まるが、資料の内容について深堀して聞きたいことを積極的に質問できるのがIRイベントの良いところ。本イベント会場では、プレゼン中に最低でも3名以上の担当者が後方で投資家からの質問を受け付けていた。業界のことや企業の強みなどなんでも気軽に答えてくれる。

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企業がIR情報として掲載する有価証券報告書の例。投資の専門家なら読み解けるが、一般投資家からするととっつきにくいのが正直なところ。もっとわかりやすく情報を仕入れたい。

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りそなホールディングスでは、傘下のりそな銀行の経営施策や、今年発表した銀行の経営統合後に関する施策などを中心にプレゼンで説明。証券機能を持たない同社に対して、「現状では野村證券との仲介機能があるが三井住友系の銀行を経営統合することで日興証券との取り組みが始まるなどの動きはあるのか」とIR担当者に質問してみたところ、現状ではそういったことはないという回答を得られた。

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男性にはあまり縁がないかもしれない美容室向けの化粧品などを製造・販売するコタ株式会社は、19期連続増収している優良企業。イベント会場を巡ると、こういった普段あまり目にしないような企業の情報も手に入る。

■そもそも投資をどのように進めたらよいかも学べる

個別企業のブースのほかに、投資に関する理解を深めるためのブースもある。著名なアナリストが初心者にわかりやすく投資の手法を説明したり、大手ファンドの動向から個人投資家がどのように動けばよいかを解説したりしてくれる。ファンドが主催する投資セミナーとは異なり、独立した目線で投資に関する話が聞けるので投資家の目利き力向上にもつながる。

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岡三証券グループでは、投資セミナーとして株式相場の見方や考え方を分かりやすく投資家に伝えるプレゼンを実施していた。

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REIT・インフラファンドコーナーでは、東京証券取引所や各ファンドの担当者、アナリストがテーマに沿った投資の考え方、市場の動向を分かりやすくプレゼン。業界人でなければわからない裏情報も教えてもらえる。

IRイベントは日経以外にも東京証券取引所や日興アイ・アールといった企業が定期的に開催している。目的の企業のプレゼンを見に行くのではなく、会場を巡ってみてふと目が留まった企業の話を聞いてみるだけでも投資に関する情報が手に入るので一度は足を運んでみてほしい

文/ぺったん総研

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