高配当うたい集金、逮捕 出資法違反容疑で社団法人幹部ら 福岡県警

  • 西日本新聞
  • 更新日:2017/10/12

農作物や古美術品の取引で高配当が受けられるとうたい、違法に出資金を集めたとして、福岡県警生活経済課と福岡中央署などは11日、出資法(預かり金の禁止)違反の疑いで、東京都の一般社団法人「アジアオセアニア平和基金」の岩田和彦代表理事(62)=福岡県宗像市=ら3人を逮捕した。県警は、2012年以降、福岡を含む10都道府県の43人から計約5億2千万円を集めていたとみている。

他に逮捕されたのは同法人副理事長の花田智之容疑者(39)=福岡市南区=と、理事の山本公隆容疑者(60)=横浜市中区。

逮捕容疑は14年11月~16年3月、農作物加工や古美術品販売の事業に出資すれば元本保証で年率20~30%以上の配当が受けられると勧誘し、福岡県の会社員ら計5人から計3450万円を集めた疑い。県警は認否を明らかにしていない。

捜査関係者などによると、同法人は「廃棄予定のミカンを缶詰にして利益を出す」「刀剣やよろいなどの古美術品に投資すれば、利益が出る」と説明し、福岡県内では16人から計約2億3千万円を集めていた。16年4月以降、配当金が支払われなくなり、元金も戻らなくなったため一部の出資者が県警に告訴した。一部の出資者は損害賠償を求める民事訴訟も検討している。

同法人のホームページによると、同基金はアジア・オセアニア地域における経済支援を目的に10年6月に設立された。

=2017/10/12付 西日本新聞朝刊=

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