イケメンに貢いでも満たされない...私が普通のおじさんと結婚した理由

イケメンに貢いでも満たされない...私が普通のおじさんと結婚した理由

  • 日刊SPA!
  • 更新日:2018/07/12
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街中を歩いているとたまに見かける“美女と野獣”カップル。なぜ、いかにも普通の男性が彼女をGETすることができたのか(く、くやしい……!)。その理由を知る機会は少ないだろう。今回は、どのような経緯で付き合うことになったのか。普通のおじさんを選んだ女性から、その胸の内を明かしてもらった。

◆イケメンホストに貢いでも満たされない…

現在は主婦の森若祥子さん(仮名・27歳)。しかし2年前までは誰とも付き合った経験がなかったという。彼女は子どもの頃からジャニーズ系のイケメンが大好き。とはいえ、学校や近所にそんなレベルの高いイケメンはなかなかおらず、いたとしても自分には手の届かない存在だったのだ。

やがて森若さんは大学生になり、地方から上京してひとり暮らしを始めると、寂しさを紛らわせるように出張ホストにハマっていった。お金を払えばイケメンに会える……。

「最初はおっかなビックリ利用したのですが、怖い思いをすることもありませんでした。むしろ“ネットでポチればすぐにイケメンが家まで来てくれて、チヤホヤしてくれるなんて最高!”と浮かれてしまい、初体験も無事にイケメンホストと済ませました」

森若さんは医者の娘でお金は自由に使うことができた。普通の男性との出会いには目もくれず、好き放題イケメンホストに費やしていたそう。そんな森若さんも25歳になり、イケメン漁りにも飽きて時間を持て余すようになったという。

「彼氏と付き合うってどんな感じかな? という憧れもあって。でも、タイプだと思ったホストでも、5~6回指名するともうあんまり話すこともなくなってきて……。こちらから歩み寄らなきゃと思って、彼が好きだというグッチのコインケースやTシャツをプレゼントしたこともあるのですが、『これ欲しかったんだ、ありがと~』とそのときは喜んでくれても、その後に会ったときに使ってくれている様子はなくて。だんだんホスト遊びもつまらなくなっちゃったんですよね」

◆“普通”の恋愛ってどんな感じ?

自分の人生にどこか虚しさを覚えた森若さん。そんなときに偶然入った近所のバーで転機が訪れる。居心地が良く、頻繁に通うようになる。そこのマスターは43歳でずんぐりむっくりしたおじさんだが、森若さんの話を何でもよく聞いてくれたんだそう。

「私が『この漫画が面白い』とか『あの映画が良かった』とか言うと、次に行ったときには必ずチェックしてくれていて、感想を語り合うのがだんだんお約束になっていったんですよ。そして帰り際に『僕、森若ちゃんのセンスのファンだから、また何かあったら教えてね!』って言われるのが気持ちよくて……それにマスターは、全然イケメンじゃないので(笑)、自分をよく見せる必要がないから気楽だったんですよね~」

そんなある日、マスターの誕生日がやってきて……。

「いつもお世話になっているので、Tシャツをプレゼントしたんですよ。デブなのに、それを強調するようなボーダーのシャツばかり着ていたので少しでも引き締まって見えるように黒を選びました。今度はグッチじゃなくてGAPの安いヤツですけど」

するとマスターは、狂喜乱舞と言っても過言ではないほどキャッキャとはしゃぎ、「これから毎日このTシャツを着るね!」と森若さんに宣言したそうだ。

「そんなバカな、と信じてなかったんですけど。それから本当にいつ行っても私のあげたTシャツを着ているんですよ! 洗濯どうしてんの? って聞いたら、毎晩お風呂に入るときに首回りやスソが伸びないように、オシャレ着用洗剤で丁寧に手洗いしてるっていうんですよ(笑)。つい可愛いと思ってしまいました」

しばらくすると、マスターから「よかったら森若ちゃんと一緒に映画を観に行きたい」と誘われる。

「初めてマスターと昼間に会ったんですよ。映画観て、ご飯食べて、いっぱい喋って、笑って……あぁ、これがデートかって気づいたんです。ホストといくら話をしてもプレゼントをあげても……所詮、演技で喜んでるフリしてくれるだけで、虚しかったなぁとしみじみしちゃって」

その晩、ついに「僕とお付き合いしてくれませんか?」と告白された森若さん。

「私がOKすると、また信じられないぐらい喜んで(笑)。『本当に生まれてきてよかった……ありがとう、ありがとう!!』って握手を求められました。いや~、イケメンにしか興味がなかった私がこんなモサいおじさんと付き合うことになるなんて。何だか不思議な気分でした」

そのまま交際を続け、昨年2人は結婚したそうだ。

「料理や洗濯をしただけで、めちゃくちゃ褒めてくれるし、可愛がってくれる。一緒にいると、すごく安心できるんですよね。こんなに私をガッチリ受け止めて大事にしてくれる人は他にいないなって思いプロポーズを受けることにしたんです」

ぶっちゃけ、これまで彼にときめきを感じたことはないという。「でも、大好きなんですよ?」と笑う森若さんは、とても幸せそうだった。理想と現実は違う。たとえ理想のタイプとは違っていても、最高のパートナーを見つけられたのではないでしょうか?<取材・文・イラスト/鈴木詩子>

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