クリスマスを盛り上げてくれるスパークリングワイン! 国によっていろんな種類があるって知っていますか?

クリスマスを盛り上げてくれるスパークリングワイン! 国によっていろんな種類があるって知っていますか?

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  • 更新日:2017/12/07

いらっしゃいませ。
大阪のワインショップ「mista」で店長をしている、ソムリエの竹内香奈子と申します。
街中にクリスマスツリーやイルミネーションがキラキラと光り輝いてきれいですよね。お店からはクリスマスソングが聴こえてきてロマンチックムード満載です。
この季節になるとお店では、重たい赤ワインも売れますが、圧倒的に泡ものがよく売れます。それは、キラキラとした泡を見ながらお食事をするとロマンチックなムードになり気分を盛り上げてくれるからです。
そこで今回は、そんな気分を高めてくれるスパークリングワインのちょっとした知識とクリスマスにオススメの目を引くシャンパーニュをご紹介します。知っておくとスパークリングワイン選びに役立ちますよ。

◆生産国によって呼び方が違う

シャンパーニュやスパークリングワインの違いは以前、お話しいたしましたが発泡性ワインは国によって呼び方の違いがあるのです。
フランスでは、発泡性ワインの総称のことを「ヴァン・ムスー」といい、イタリアでは「スプマンテ」、スペインでは「エスプモーソ」、ドイツでは「シャウムヴァイン」といいます。
アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、チリ、日本などのニューワールドでは「スパークリングワイン」といわれています。

その中から、生産地や醸造方法やブドウ品種などさまざまな条件のあるものが造られ具体的な固有名称があります。
例えば、フランスには「シャンパーニュ」や「クレマン」、イタリアには「フランチャコルタ」や「オルトレポー・パヴェーゼ」、スペインには「カヴァ」、ドイツには「ゼクト」があります。

◆国別スパークリングワインの種類

発泡性ワイン(スパークリングワイン)とは発泡性のあるワインの総称です。醸造する際に炭酸ガスが発生してワインに溶け込む、あるいは炭酸ガスを注入して発泡性のあるワインのことです。
ですからスパークリングワインはガス圧を持っています。1気圧から数字が上がるにつれてガス圧が強くなります。

●フランス

ヴァン・ムスー
ヴァン・ムスーとは「泡のワイン」という意味で、生産地や品種、醸造法などなんの規定もなく造られた発泡性ワインの総称のこと。20℃で3気圧以上のガス圧。

シャンパーニュ
シャンパーニュ地方で特定のブドウ品種を使い、瓶内二次発酵(シャンパーニュ製法)で造られる発泡性ワイン。20℃で5気圧以上のガス圧。

クレマン
シャンパーニュ地方以外で、瓶内二次発酵で造られる発泡性ワイン。生産地域により「クレマン・ダルザス」「クレマン・ド・ロワール」「クレマン・ド・ブルゴーニュ」などがあります。20℃で3気圧以上のガス圧。手頃な価格のものがあり、シャンパーニュと同じ製法で造られているので安く本格的な味が楽しめるのでオススメです。

ペティアン
ガス圧が低く弱発泡性ワインのこと。

●イタリア

スプマンテ
イタリア全州で造られる発泡性ワインの総称のこと。

スプマンテ・クラシコ
瓶内二次発酵で造られる20℃で5気圧以上の発泡性ワイン。

フランチャコルタ
フランチャコルタ地区で、シャンパンと同じ製法(瓶内二次発酵)と長期熟成で造られる発泡性ワイン。イタリア最高格付けDOCGに認定されています。シャンパーニュに負けないぐらいの熟成でコクや複雑味がありオススメです。

アスティ・スプマンテ
ピエモンテ州でブドウ品種はモスカート・ビアンコを使い、トランスファー方式で造られる甘口の発泡性ワイン。マスカットジュースのように甘くて飲みやすいので、ワイン初心者にオススメです。

オルトレポー・パヴェーゼ・メトード・クラシコ
ブドウ品種ピノ・ネーロ(ピノ・ノワール)主体で、瓶内二次発酵で造られる発泡性ワイン。イタリア最高格付けDOCGに認定されています。

プロセッコ
ヴェネト州とフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の一部でも造られています。ブドウ品種グレーラ主体で、トランスファー方式で造られる発泡性ワイン。すっきりと爽やかな味わいが多いです。

フリッツアンテ
ガス圧が低く弱発泡性ワインのこと。

●ドイツ

シャウムヴァイン
ドイツ国内で造られる発泡性ワインの総称のこと。20℃で3気圧以上のガス圧。

ゼクト
一定の基準を満たし、20℃で3.5気圧以上の発泡性ワイン。

ペルルヴァイン
ガス圧が低く弱発泡性ワインのこと。

●スペイン

エスプモーソ
発泡性ワインの総称のこと。

カヴァ
瓶内二次発酵で造られる発泡性ワイン。生産量の90%はカタルーニャ州のペネデス地区です。安くておいしいとコストパフォーマンスが高いので日本でも人気があります。

ヴィノ・デ・アグハ
ガス圧が低く弱発泡性ワインのこと。

◆スパークリングワインの造り方

シャンパーニュ方式(瓶内二次発酵)
スティルワインに糖、酵母を加え瓶詰めし密閉をします。そうすることによって、瓶の中で二次発酵が始まり、炭酸ガスが発生します。

シャルマ方式
大きなタンクに密閉をして二次発酵を行います。瓶内二次発酵のような動瓶や澱引きの手間がなく、大量にスパークリングワインを造ることができるのでコストを抑えられます。

トランスファー方式
瓶内二次発酵させて、炭酸ガスを含んだワインをタンクに移しまとめて澱引きしたあと再び瓶詰めをします。動瓶や澱引きを簡単にした方法です。

炭酸ガス注入方式
瓶に入ったワインに炭酸ガスを注入する方法。カジュアルなタイプのスパークリングワインに多い製法です。

◆クリスマスにオススメのシャンパン

PIPER-HEIDSIECK BRUT DASH OF SEDUCTION LIP STICK
(パイパー・エドシック ブリュット ダッシュ・オブ・セダクション リップスティック)

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この時期だけの限定で、真っ赤なリップスティックケースに入っています。
なんとこのリップケースは、保冷にもなる優れもの! 保冷として活用すれば、テーブルの上を華やかにしてくれます。
王妃マリー・アントワネットに献上したシャンパーニュで、カンヌ国際映画祭の公式シャンパーニュ・メゾンです。
キラキラと光り輝くきめ細かい泡がクリスマスをロマンチックに演出してくれます。ナッツや焼き立てのトーストのような香ばしい香りとリンゴと洋梨の香りがします。

タイプ:シャンパン
産地:フランス シャンパーニュ
ブドウ品種:ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエ
価格:8,000円(税抜き)

いかがでしたでしょうか。
今回頭に入れていただきたいのは、以下の3つです。

①スパークリングワインは、国によっては呼び名が変わることがある

②コストパフォーマンスがいいスパークリングワインはカヴァ

③シャンパーニュに負けないぐらい高品質なスパークリングワインはフランチャコルタ

キラキラと光るイルミネーションのように、泡の光を楽しんでみては。
クリスマスがよりロマンチックになることでしょう。
楽しいクリスマスを!

これから、このような具体的なシーンを通して、ワインの楽しみ方、そして何よりワインの美味しさをお伝えしていきたいと思います。

次回をお楽しみに!

*この連載は隔週水曜日更新予定です。

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