木と布地の経年変化。長く使うほど楽しめる京都「フィンガーマークス」の椅子

木と布地の経年変化。長く使うほど楽しめる京都「フィンガーマークス」の椅子

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  • 更新日:2017/10/13
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職人がいる家具店として、オリジナル家具の製作や家具の修理を手がける京都府宇治市のフィンガーマークス(finger marks)。そのオリジナルチェアの張地にミナペルホネンの生地を用いることで、木材とファブリックが経年変化し、長年使うほど魅力が増していく椅子が誕生した。

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使い続けると表面とは異なる色が現れるファブリックを使用

フィンガーマークスは、フィールドアロー株式会社が運営。もともとはユーズド家具の販売からスタートしており、「手あかがつくほど風合いの増す家具をお届けしたい」という思いが店名の由来となっている。

同店のオリジナル家具は、1950年代の北欧での家具作りに感銘を受けたデザイナー・岡野裕一氏が手がけている。2015年より販売が開始されたオリジナルチェアは、ゆるやかな曲線や美しいフォルムが特徴で、木のなめらかな手ざわりも楽しめる。家具の修理も行う同店らしく、メンテナンスしながら長く使えるように、デザインがシンプルで直しやすい構造なのも特徴だ。

オリジナルチェアは、セミオーダー形式がとられ、多彩な選択肢から椅子と張地をそれぞれ選ぶことができる。今年2月には、今回紹介するミナペルホネンのファブリックが張地のラインナップに仲間入り。使い続けるうちに、木材や張地のファブリックの表情が少しずつ移り変わる椅子が誕生した。

使用されるのは、ミナペルホネンがインテリア用に作った両面モールスキンの生地「dop(ドップ)」。使い続けるうちに風合いが増すようにデザインされており、表面と裏面が異なる色のモールスキンで織られている。そのため、使い込むことによる摩擦で表面の繊維がすり減ると、裏面の色が現れてくるというユニークな仕組みになっている。柄はミナペルホネンでも圧倒的な人気を誇る「tambourine(タンバリン)」。鮮やかな生地にサークル模様が刺繍されている。

カラーは、スモーキーグリーン、レッド、イエローなどオリジナルチェアに合う7色をフィンガーマークスが厳選。表面がスモーキーグリーンならブラウン、レッドならインディゴといった具合に、時間が経過すると裏面の生地が顔をのぞかせるので、将来を想像しながら選べるのも魅力だ。

時が経つとともに使い手の手になじんでいく椅子

ミナペルホネンの生地は、7モデル13種類のオリジナルチェアと組み合わせることができる。そして、それぞれの椅子の木材も、ファブリックと同様に時を重ねることで味わい深く変化していく。

「時間が経つほど木材の色が徐々に濃くなり、深みが増していきます。例えばチェリー材は飴色に近くなったり、ビーチ材は黄色味が少し増す程度だったりと樹種ごとに色の変化の仕方はさまざまです」とフィールドアロー・広報担当の打田さん。

また、オリジナルチェアはいずれも無垢材を使用しており、ほとんどがオイル仕上げを施している。無垢材でオイル仕上げをした椅子は、傷がついたり汚れたりした際に、サンドペーパーで表面を削り落とし、すべすべに磨き上げた木の素地にオイルを塗ることで、なめらかな手ざわりが蘇るそう。木肌が乾燥してパサついてきたりした時も同様だという。

「新品で買った時から徐々に劣化していくのではなく、時折お手入れしながら、時とともに使い手の手になじんでいくのが、無垢材・オイル仕上げの家具の良いところだと私たちは考えています」(打田さん)

そんなフィンガーマークスのオリジナルチェアとミナペルホネンの生地が出会うことで生まれたのが、時が経つほど、愛着がわくほどに、味わいある姿へと移り変わっていく椅子なのだ。なお、木材やファブリックとは異なり、座面の内部にあるウレタンクッションは時が流れるとどうしてもへたってしまう。その場合、入れ替える必要があるが、フィンガーマークスでは職人による修理も行っているので、安心して長く使うことができる。

最後に、数あるオリジナルチェアのなかから、特に男性にオススメのものを打田さんに伺ったところ、ミナペルホネンを用いたものをはじめ、いくつかの椅子をピックアップしてくれた。

大柄な人でもゆっくりと寛げる広い座面のフルアームチェア。明るくて木目が穏やかなメープル材とダークブラウンのウォールナット材とのコントラストが美しい。独特の形をしたアーム部分は、木のなめらかな手ざわりを存分に楽しめると好評だそうだ。

こちらは、細くなめらかな彫刻のようなラインのフォルムが美しい一脚。寛ぎやすいように、通常のダイニングチェアよりも背もたれの角度が大きめにとられている。樹種はチェリー材で、時を経て深い飴色へと変化する。

「yu-dining」の張地は多くのオリジナルチェアと同様に38種類のファブリックとレザー1種類から選択できる。こちらは、「yu-dining チェリー」の張地に、温かみのあるデンマーク製ファブリックを用いたものだ。

同じモデルでも、樹種の違いによって椅子の印象は異なる。こちらは高級感のあるウォールナットを使用した「yu-dining」。黒レザー(本革)張りが人気で、自宅用としてだけでなく、イタリアンの店などでも使われているそうだ。もちろん、ミナペルホネンのファブリックを合わせることもできる(その場合は税別6万6,000円)。

ミナペルホネンのファブリックだけでも7色あるなど、セミオーダーで豊富なバリエーションから選べるのもフィンガーマークスのオリジナルチェアのおもしろいところ。一卓のテーブル用に、さまざまなモデルや樹種、張地の色や柄を自由に選んで組み合わせたミックスコーディネートもオススメだそうだ。

なお、フィンガーマークスの家具は、京都府宇治市にある実店舗のほか、ホームページからも購入できる。多彩な顔ぶれのオリジナルチェアから、一生もののパートナーを探してみてはいかがだろうか。

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