紅白NiziU初出場も「実績」に疑問の声 高齢視聴者切り捨てにかかるNHKの思惑

  • 日刊サイゾー
  • 更新日:2020/11/20

今年の大みそかに放送される『NHK紅白歌合戦』の出場歌手が、16日に発表された。

今回の初出場アーティストには、「紅組」がオーディション番組「Nizi Project」から生まれた9人組グローバル・ガールズユニット「NiziU(ニジュー)」やアイドル性とヘビーメタルサウンドを両立した女性2人組ユニット「BABYMETAL」、「欅坂46」から改名した「櫻坂46」、実力派ボーカリストのJUJU、椎名林檎がボーカルを務める「東京事変」、シンガーソングライターのmiletなどが名を連ねる。

一方「白組」は、今年ジャニーズ事務所から同時デビューした6人組グループ「SixTONES(ストーンズ)」と9人組グループ「Snow Man」のほか、「香水」が大ヒットした瑛人となっている。

また、企画枠では朝の連続テレビ小説『エール』の主題歌を担当している男性4人組ボーカルグループ「GReeeeN」が初出場。人気バンド「Mr.Children」や人気ボーカリストの鈴木雅之の出場も決まっている。

芸能ジャーナリストの竹上光氏はこう語る。

「以前から出場が取り沙汰されていた『BABYMETAL』は今年で結成10周年ということでタイミング的にはバッチリですし、『東京事変』やJUJUさんの出場は実績に見て申し分ない。話題性のある瑛人さん、朝ドラつながりの『GReeeeN』の出場はかなり早い段階で予想されていましたし、ジャニーズ枠がますます増えたのは活動休止前の最後の生ライブ配信を大晦日に行う『嵐』を担ぎ出すための、交換条件の可能性も十分あり得るでしょう。NHKサイドとしては、高視聴率を目指すために『嵐』の存在は不可欠でしょうからね」

一方で、2019年まで11年連続、通算12回出場していた「AKB48」が出場を逃したことも話題になっている。

「『坂道』シリーズが『吉本坂46』以外の3組が順当に出場を決めた反面、『AKB48』の“落選”には正直驚きました。『AKB48』といえば、過去にはメンバーたちによる日替わりじゃんけんゲームや曲目投票企画、“紅白選抜”を決める選挙など、本番を盛り上げるためのさまざまな『紅白応援企画』に協力し、NHKに対する貢献度も高い。しかも、今年3月に発売されたシングル『失恋、ありがとう』も発売初週で116.7万枚を売り上げ、38作連続39作目のミリオンを達成しており、実績面も十分ですからね」(竹上氏)

そうした中、インターネット上では話題性は高いものの、12月にデビューシングル『Step and a step』をリリースする予定でいまだ実績は皆無といってもいい「NiziU」の出場に関して批判的な声も出ているが……。

「NHKは将来の受信料確保の観点から近年の『紅白』では若い視聴者層を意識し、アイドルグループやアニソン歌手などを重点的に起用していますが、今回の『NiziU』の出場もしかり。いかにも流行りもの好きのNHKらしい判断で、枠の取り合いという点では当然『AKB48』の落選にも影響を与えているでしょう。それにしても、ソニーさんは『坂道シリーズ』にLiSA、Foorinに加えて、今年は『NiziU』にJUJU、miletまで出場ですから大満足でしょうね」(大手レコード事務所スタッフ)

不況にあえぐ音楽業界だが、“ソニー帝国”だけは別のようだ。

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