「沖縄だけど、これは雪!?」最強寒波迎えた朝に撮られた1枚の写真 気象予報士の見解は?

「沖縄だけど、これは雪!?」最強寒波迎えた朝に撮られた1枚の写真 気象予報士の見解は?

  • 沖縄RBCニュース
  • 更新日:2023/01/27

この冬一番の“最強寒波”が到来したきょう(25日・水)。沖縄県では国頭村の奥で5.0℃、南城市の糸数で5.5℃などの最低気温を記録しました。
平年より6.9度低い9度を観測した宮古島では、体長15㎝ほどの魚が仮死状態となって浜に打ち上げられました。

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全国では大雪の被害が相次ぐ中、今朝(25日朝)に視聴者からメッセージと共に一枚の写真が送られてきました。

沖縄県糸満市で撮影した視聴者
「家のベランダから見えました‼︎粉雪が‼︎ここ、沖縄ですよね?」
※楕円は分かりやすくするために編集しています

写真に収められた無数の白い物体。果たしてこれは雪なのでしょうか。

沖縄県では2016年の1月24~25日(ちょうど7年前の同じ日!)にかけ、寒波が襲来。沖縄で約39年ぶり史上2回目の雪を観測し(※1回目は1977年)、沖縄でも条件が整えば雪が降ることが確認されています。
気象庁が発表している雪雨判別表によると、気温が8度程度でも湿度などの条件次第で雪が降るとされています。

『最強寒波』で沖縄に雪は降ったのか!?

では今回の写真は雪の可能性はあるのか? 松澤気象予報士に見解を聞きました。

松澤気象予報士
「今朝、糸満市で雪が観測された可能性は低いと思います。理由は2つです」
ポイント①気温が高い
「糸満市に近い那覇空港(安次嶺)のアメダスのデータをみると、午前8時の気温は10.1℃でした。沖縄で雪が降るためには8℃以下となる必要があるため雪が降るには気温が高すぎると思います」

ポイント②湿度が高い
「気温が比較的高くても、湿度が低ければ雪やみぞれになる可能性があります。一般的な雨雪判別の表をみてみると気温が7℃と高くても、湿度が40パーセント以下であれば雪が降る可能性があります。しかし今朝の沖縄本島南部は湿度が80パーセント以上あり、湿度が比較的高くなっていました。湿度が80パーセントの場合でも、気温が3℃以下ならみぞれや雪が降る可能性はありますが、今朝の気温は10℃前後だったと予想されるため、雪が降るとは考えにくいです」

今回の気象条件では雪が降るのは難しいとの見解でした。
雨雪判別表に今回の条件を当てはめてみると…

雪が降る条件にはやはり当てはまりませんでした。しかし、撮影されたタイミングで気温が下がっていた可能性もあり、もしかしたら“幻の雪”だったかもしれないということです。

2016年以来、観測されていない雪が次はいつ沖縄に降るのか、視聴者のみなさんの貴重な映像や写真をお待ちしています!

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