
先月の山形県河北町議会議員選挙で次点となり落選した候補が最下位で当選した人と自身の票の再確認を求め異議申し出をしていたことについて、26日、町の選挙管理委員会は異議申し出を棄却すると決定しました。
これは河北町議会議員で次点となり落選した齋藤隆さんとその支援者合わせて3人が最下位で当選した佐藤修二さんと自身のそれぞれの得票と疑問票の再確認を求めていたものです。
得票数の差は按分票を含め2.255票でした。
町の選挙管理委員会は26日、異議申し出を棄却しました。
齋藤さんらは「さとうたかし」「佐藤隆」「さとう隆」「サトウタカシ」と記載された票が佐藤修二さんの票になった可能性があるとし、選挙立会人2人が疑問票として「さとうたかし」と書かれた票が3枚あったと主張しています。
しかし、選挙管理委員会はそのような票は存在せず、仮にあったとしても名字が一部脱字したと判断し齋藤さんの有効投票としていたなどとしています。