「競技自体ができなくなる」ノルディック複合の渡部暁斗が温暖化に危機感

「競技自体ができなくなる」ノルディック複合の渡部暁斗が温暖化に危機感

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2022/06/23
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北京冬季五輪のノルディックスキー複合男子で銅メダル二つを獲得し、五輪3大会連続メダリストとなった渡部暁斗(北野建設)が23日、東京都内で開かれた日本オリンピック委員会(JOC)の「シンボルアスリート」認定式に参加し、環境問題と男性の育児参加を今後の課題に挙げた。

シンボルアスリートは誰もが憧れるアスリートの象徴としてJOCが渡部ら13人を認定。スポーツの価値を社会に伝える役割を担う。社会への関わりについて質問された渡部が真っ先に提起したのが、地球温暖化が進む環境問題だった。「ヨーロッパへ行って氷河に上がってトレーニングをするけど、氷河が消えていく様や、冬の降雪量が減っているのを肌で感じることが多い。競技自体ができなくなる未来をひしひしと肌で感じる」と危機意識を強調。「環境問題に真剣に取り組まないといけないと一番身をもって感じる。社会問題としての改善策に少しでも力になれるよう、取り組んでいけたら」と使命感に燃えていた。

さらに5月末に自身の交流サイト(SNS)で第2子の男児誕生を報告した渡部は「男性の育児参加が遅れているのが日本の社会問題としてある」とも問題提起。「父親になった身として父親とアスリートの両立ができるところへ挑戦し、その中でどれだけ競技力を向上できて結果を残し続けられるか新しいチャレンジだと思う。なかなか育児への参加は難しい部分があるけど、可能な限りそこへの取り組みを含めて新しいアスリート像への挑戦をしていきたい」と誓った。

西日本スポーツ

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