【サッカーコラム】川崎、前半戦首位ターンは常勝軍団への布石

【サッカーコラム】川崎、前半戦首位ターンは常勝軍団への布石

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  • 更新日:2020/09/17

【No Ball、No Life】J1川崎が13日の広島戦(等々力)でシーズンの半分、17試合を消化した。新型コロナウイルスの影響で2月下旬から約4カ月の中断、その後の過密日程と波乱続きの前半戦をクラブ史上初の首位ターンで終えた。

17試合で積み重ねた勝ち点は44点(14勝2分け1敗)。J1が18チーム制で行われた1998年、2005年以降では、前半戦終了時点で最多の勝ち点を稼いだ。2017年、18年には連覇を果たした川崎。しかし、17年は途中では1度も首位に立たず、最終節で逆転しての優勝。18年も28節で首位に立ち、32節で優勝を決めており、長くリーグの先頭を走り続け、優勝した経験はない。

「連覇したときは追われる経験はできなかった。こういう状況を楽しみたいと思っています」と鬼木監督。過去2回とは違い、早めに先頭に立ち“打倒川崎”を目標に挑んでくる相手を退けて優勝する経験がチームに新たな力を植え付けると、「勝ち続けることで強さを身につけていきたい」「勝ちながら成長していきたい」という言葉を今季は何度も口にしている。

05年以降で首位ターンから優勝したのは4チーム。06年浦和、09年鹿島、13年広島、16年鹿島(2シーズン制のため、チャンピオンシップを制しての優勝)で、優勝確率は約27%。追うより追われる方が難しいことは過去が物語っている。

13日の広島戦後に鬼木監督は「むしろここからが勝負。自分が監督の1年目、2年目、3年目もそう言い続けてきた。ここから気持ちを引き締めていかないといけない」。追う立場の心境が手に取るようにわかる川崎が、初めて追われる立場を経験し、そのプレッシャーに打ち勝ったとき、常勝軍団へと変貌を遂げる。(山下幸志朗)

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試合に勝利し、喜び合う川崎イレブン

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