
春分の日にやることって?行事食はある?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
まだまだ寒い日が続く中、春分の日がくると心がほっこりするワタシ。この時期になると、スーパーでぼたもちをよく見かけますが、なぜなのかずっと気になっていました。
そもそも、夏至や冬至は違うのに、なぜ春分の日は祝日なのかしら? 日付も毎年違うし、なんだか知らないことばかりです。いい機会なので、調べてみることにします!
春分の日ってどんな日?何をするの?

春分の日は、1年のうちで昼と夜の長さがほぼ同じになる日のことで、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として祝日に定められています。
夏至や冬至、立春や立秋と同じく、二十四節気の一つに当たりますが、春分の日だけが祝日になる理由には、宮中祭祀の「春季皇霊祭(しゅんきこうりょうさい)」が執り行われてきた歴史があり、国民の休日に制定されたという経緯があります。
春分の日に何をするか特に決まりはないですが、徐々に暖かくなる外の空気を感じながら、公園などを散歩してみるとよいかもしれませんね。
また、この日はお彼岸の中日にも当たるため、ご先祖様のお墓参りへ行くのもおすすめです。
春分の日はなぜ毎年変わるの?

春分の日は、毎年日付が変わりますが、大体「3月20日頃」になります。
「黄道(太陽の通り道)」と「天の赤道(地球の赤道を天球まで延長した線)」が交わった2つの点のうち、黄道が南から北へ交わる方の点を「春分点」と呼び、そこを太陽が通過する日が春分の日です。
地球が太陽を公転するには、365日と6時間ほどかかります。365日ぴったりではなく、毎年約6時間ずつ遅れていくため、春分の日付がずれることもあるのです。
しかし、毎年毎年ずれ続けるわけではありません。4年に1度「うるう年」があることによって1年が366日になるため、春分の日の日付が1日早まる年もあります。
厳密にいうと、うるう年が入っても4年前と全く同じタイミングで春分を迎えるわけではなく、長期的にみると春分の時刻は少しずつ早まっています。
春分の日の食べ物

春分の日に食べると縁起がよいとされるのは、ぼたもちや精進料理です。
これは、ぼたもちに使われる赤い小豆には古くから魔除けの効果があるとされていることと、お彼岸には精進料理をお供えして食べる風習があることに由来します。
他にも、桜餅や帆立貝なども春分の頃に旬を迎えます。
田畑や川の土手などに群生しているつくしも、春分の日のお散歩ついでに摘んで佃煮や天ぷらなどにしていただくと、春の恵みに感謝して過ごせそうですね!
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