
田名部匡代氏=令和4年1月、青森市(福田徳行撮影)
立憲民主党青森県連は18日、青森市内で幹事会を開き、任期満了に伴う同県知事選(5月18日告示、6月4日投開票)の対応について独自候補の擁立を断念し、自主投票とすることを決めた。
知事選にはむつ市長を辞職した宮下宗一郎氏(43)と青森市長の小野寺晃彦氏(47)が出馬を表明。両氏から推薦願が出されていた自民党県連と公明党県本部が自主投票を決める中、立民県連は独自候補を模索してきたが、統一選で行われる県議選に注力するためとして擁立を断念した。
幹事会後、記者会見した田名部匡代代表は自主投票について「党員、サポーターの活動は制限しないが、結束は揺るぎないことを確認した」と語った。