ヤクルトがOB安田猛さん死去を発表、73歳胃がん

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/02/22

ヤクルトは21日、主力投手として活躍した安田猛(やすだ・たけし)氏が、20日午前2時半に胃がんのため東京都内の自宅で死去したと発表した。73歳だった。福岡県出身。81年の引退後は投手コーチや編成部長などを歴任。通夜、告別式は家族葬で執り行い、香典、供花などは辞退の意向。

早大、大昭和製紙を経て71年ドラフト6位で入団。「ペンギン投法」と呼ばれたサイドスロー左腕で7勝5敗、防御率2・08で最優秀防御率に輝き、新人王に選ばれた。プロ入りから2年連続の最優秀防御率は、稲尾和久氏と2人だけという快挙も成し遂げた。

プロ通算93勝80敗17セーブ、防御率3・26で「王キラー」と呼ばれた。王氏が756号に王手をかけた場面でもメモリアル弾は許さなかった。制球力に優れ、73年には81イニング連続無四球のプロ野球記録も樹立。記録の区切りはともに田淵幸一氏への敬遠だった。

「最後に母校で指導したい」と16年12月、小倉(福岡)のコーチに就任。翌年夏からの監督就任を目指していたが、胃がんが見つかった。人気漫画「がんばれ!! タブチくん!!」では安田氏がモデルの「ヤスダ投手」が登場。多彩な変化球を操り、名投手としてファンの心に刻まれていた。

▽ヤクルト高津監督「僕が入った時の投手コーチで(背番号)22番の大先輩。発想豊かで練習方法がユニークで、1年目の僕にいろんなことを教えてくれました。すごく熱い方。(昨年)OB会で会って、頑張れよと、おれもこんなんなったけどまだまだ頑張るよと、激励していただきました」

▽日本ハム栗山監督(プロ入り時にヤクルトで投手コーチを務めていた安田氏の訃報に)「ちょっとショックだった。本当にお世話になったので感謝しかない」

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加