ブランド品の仕入れ費用の融資名目で男子大学生から計約130万円をだまし取ったとして、兵庫県警尼崎東署は26日までに、詐欺の疑いで、明石市のアルバイトの男(25)を逮捕、送検した。男は黙秘している。

兵庫県警尼崎東署=尼崎市潮江5
逮捕容疑は2022年1月28日、尼崎市の男子大学生(21)に対して、「ブランド品の物販の仕事をしており、転売で利益を出せる」「仕入れ費用として消費者金融で借りた金の8割を融資してくれれば、私が全額返済する」などと言い、計約130万円をだまし取った疑い。
同署によると、男は写真投稿アプリ「インスタグラム」で「小遣い稼ぎができる」などと投稿し、大学生と知り合った。大学生は消費者金融4社から計160万円を借りたが、返済期日になっても男と連絡が取れず、同署に相談して事件が発覚した。