
セルティックのギリシャ代表FWギアクマキス。(Photo by Ian MacNicol/Getty Images)
移籍専門のジャーナリスト、ロマーノ氏が現状を報告。
スコットランド1部セルティックFCのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(Georgios Giakoumakis)の獲得レースについて、J1リーグ浦和レッズがリードしているものの、MLS(メジャーリーグサッカー)のアトランタ・ユナイテッドFCとの交渉が行われているようだという。移籍を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)が1月25日にレポートした。
ロマーノ氏は次のように報告している。
「MLSのアトランタがセルティックからジョルジオス・ジャコウマキスを獲得するため交渉している。
浦和レッドダイヤモンズが2週間前からリードしているものの、まだ決まっていない」
ギアクマキスを狙い、浦和とアトランタの“一騎打ち”の様相を呈しているようだ。
この28歳のギリシャ代表ストライカーを巡っては、グスタボ・ポジェ監督が1月22日、『スコティッシュ・サン』の取材に対し、「最初彼は日本のチームと契約すると聞いていたが、今そのチームはMLSだと聞いている」と発言。また最近は2試合続けて欠場中で、セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は『BBC』の取材で、「彼(ギアクマキス)のいくつかのことが、バックグランドで進んでいます」と、移籍交渉が具体的に進んでいることを明かしていた。
他にスペイン1部のカディスCF、フランス2部FCジロンダン・ボルドーFCが正式オファーを出したと、それぞれの国のメディアは報じていた。ただ今回ロマーノ氏は触れていない。移籍金などの条件をクリアできていないと見られる。
ギアクマキスにとっても、サッカー人生を左右する大きな決断になる。まず、あらゆる条件をテーブルに並べたうえで、納得のいく選択を下そうとしているようだ。ポステコグルー監督も数日以内に動きがあるとも語っている。
ギアクマキスは2021-22シーズン、13得点を記録してスコットランド1部得点王に。今季は前半戦で活躍したが、ケガから復帰した古橋亨梧の控えに回る形で、現在リーグ19試合・6得点・1アシストなど公式戦トータル31試合・10得点・1アシストを記録。ギリシャ代表としても11試合・2得点。
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