大坂なおみ選手を支える両親について、知っておきたいこと

大坂なおみ選手を支える両親について、知っておきたいこと

  • コスモポリタン
  • 更新日:2021/07/21
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グランドスラムで4回の優勝を誇るテニスの大坂なおみ選手がコート上で見せる絶対的な強さ以上に、ほんのわずかながら私たちがより心を引かれるものがあるとすれば、それはすべての試合の後に彼女の両親が見せる、娘への深い愛情かもしれない。

素晴らしいキャリアを築いてきた娘を全力で支えてきた母の大坂環さんと父レオナルド・フランソワさんについて、知っておきたいことは、以下のとおり。

出会いは北海道

なおみ選手の両親は、母である環(たまき)さんの出身地、北海道で学生の頃に出会った。交際を始めてから何年もの間、環さんは親に、レオナルドさんとのことを隠していたそう。ようやく打ち明けたのは、父から見合いを勧められたときだという。

『ニューヨーク・タイムズ』紙が2018年に報じたところによれば、娘の交際相手が外国人、そして黒人であることを知った環さんの父は、「家族の名誉を傷つけた」と言い、激怒したそう。そして、環さんは北海道を離れ、レオナルドさんとともに大阪へ。そこで、なおみ選手と姉のまりさんが誕生した。

大阪からNYへ移住

一家はなおみ選手が3歳のとき、大阪からニューヨークのロングアイランドへ移住。レオナルドさんの両親と一緒に暮らし始めたそう。

なおみ選手は2018年に記者会見で、「父はハイチ人ですから、ニューヨークのハイチ人の家庭で育ちました。祖母も一緒に住んでいます」「また、母が日本人ですから、日本文化とともに育ちました」と述べている。さらに、アメリカで暮らしてきたのだから、アメリカ人でもあると語っていた。

なおみ選手は、自ら道を切り開くこと、自分の育ってきた環境を大切にすることを教えてくれたのは、母だと述べている。今年5月のインタビューでは、母親について、次のように話している。

「……母は本当に一生懸命、私と、テニスに対する私の情熱をサポートしてきてくれました。母は常に他の人のことを優先します。私には、私が持つ多様性を大切にしなさいと言ってくれます」

ウィリアムズ姉妹が刺激に

レオナルドさんが娘にテニスを教えようと決めたのは、ヴィーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹がきっかけだったそう。姉妹の父親、リチャード・ウィリアムズさんの著書に倣い、トレーニングの計画を立てたという。

そして、なおみ選手の両親は、どちらも彼女のキャリアを支えることにとても熱心だった。より良いトレーニングを受けさせるため、フロリダに引っ越しまでしたほど。

父親はなおみ選手のコーチも

レオナルドさんは、なおみ選手のコーチを務めたこともある。だが、それは長くは続かなかった。なおみ選手は、「すごくウザいです……ベンチまで走ってきたかと思えば、戦術を教えてくれるわけでもなく、『落ち着け』なんて言うんですよ。信じられない」などと冗談を飛ばしていたこともある。

それでも、ツイッターでは「父をとても愛しているし、コートの中でも外でも、教えてくれたすべてのことについて、感謝している」とコメントしている。

All jokes aside I love my dad so much and I’m grateful for everything I learn from him on and off the court. I feel extremely lucky to be his kid cause he just drops knowledge 🙏 https://t.co/JEAvIXaE8c
— NaomiOsaka大坂なおみ (@naomiosaka)
October 10, 2019
from Twitter

両親とともに「日本人選手」を選択

環さんによると、なおみ選手が日本人選手としてプレーすることを決めたのは、ずいぶん前のことだったそう。

「なおみは大阪で生まれ、日本とハイチの文化を持つ家庭で育ちました。なおみも姉のまりも、常に自分たちは日本人だと思って育ちました。理由は、ただそれだけのことです。お金のことを考えての決断ではありません」

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実際に二重国籍だったなおみ選手は、間もなく開幕する東京2020オリンピックに日本代表として出場するため、アメリカではなく日本国籍を取得している。

Photos: Getty Images Courtesy of Naomi Osaka via Instagram FromCOSMOPOLITAN

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