沖縄が日本に復帰した日はいつ? 県内の高校生、正答率22%

沖縄が日本に復帰した日はいつ? 県内の高校生、正答率22%

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  • 更新日:2022/05/14
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沖縄が日本に復帰した日はいつか

日本復帰の節目に合わせ沖縄歴史教育研究会が5年に1度実施している県内高校生アンケートで、1972年5月15日の復帰の日を正しく答えられた生徒の割合は22%だった。今回は回答方法を一部選択形式に変更したため単純比較できないが、記述方式だった10年前の2012年調査と比べ8ポイント上昇した。同会は「記述方式なら10%台にとどまった可能性があり、依然として高い水準とは言えない」と分析している。(社会部・下里潤)

■歴史や文化を学ぶこと「重要」79%

一方、沖縄の歴史や文化を学ぶことについて「とても重要」「重要」と答えた割合は79%と高かった。生徒の学ぶ意欲がありながらも、学校現場は多忙で十分な時間を確保できていない可能性がある。

現在の沖縄で一番大きな問題について「基地問題」と答えた割合は39%で最多だった。「経済問題」26%、「環境問題」16%、「福祉問題」8%と続いた。ただ、「基地問題」の割合は前回調査の17年より6ポイント低下しており、逆に「経済問題」と答えた人は4ポイント増えた。

「沖縄には全国の約何%米軍基地が置かれているか」という質問に、約70%と正確に回答できた人は49%で、5年前より7ポイント低かった。

6日に県庁で記者会見した同会顧問で沖縄大学の新城俊昭客員教授は「復帰とは何だったのか。高校で沖縄の歴史を勉強する機会が少なく、体系的に教えられていない」と指摘。「基地問題も県と国が対立して分かりにくくなっている。難しい問題だからこそ考えないといけないが、避けられる傾向にあり、深刻な状況だ」と危機感を示した。

アンケートは復帰の節目に合わせ、07年から5年に1度実施している。今回は今年1~3月に全県立高校59校の2年生に依頼し、うち48校1491人から回答があった。

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