
福岡・佐賀で『豚熱』ワクチン接種始まる
福岡県と佐賀県で、すべての豚やイノシシを対象にした豚熱のワクチン接種が19日から始まりました。
農林水産省は8月、佐賀県唐津市の養豚場で、家畜伝染病『豚熱』が確認されたことを受け、九州7県を豚熱のワクチン接種推奨地域に追加しています。
福岡県と佐賀県では、初回のワクチン接種が19日から始まりました。
接種対象は飼育されているすべての豚やイノシシで、福岡県が約8万頭、佐賀県が約6万6000頭です。いずれも10月中には初回の接種を完了する見通しです。
福岡県は「ワクチンを接種した豚肉を食べても健康には影響がないので安心して豚肉を食べてほしい」と呼びかけています。