
テレビ熊本
今週はシリーズで台湾の観光スポットを仲野アナウンサーが紹介しています。最終日の26日は台湾三大夜市の熱気をお伝えします。
【仲野香穂アナウンサー】
「夜市はカナデさんに案内してもらいます。お願いします。夜市の前に、まずかなりにぎやかですね」
【緯來日本台(ビデオランド社)緯來日本チャンネルカナデさん】
「きょうは年に1度、媽祖という神様の誕生日なんです」
【仲野香穂アナウンサー】
「その神様を祀っているお寺の隣にあるのが夜市」
【カナデさん】
「饒河街夜市です」
台湾三大夜市の1つ「饒河街夜市」です。
この日は夜市の目の前にある寺院の祭典の日とあって爆竹の音が鳴り響き、大盛況でした。
およそ600メートルにわたる夜市で最初に見つけたのは夜市開設当初からあるという『胡椒餅』の店です。
『餅』という名前がついているので柔らかいのかと思いきや釜に張り付けて焼き目が付くほど焼かれています。
【仲野香穂アナウンサー】
「外側はパンみたいにサクサクしていて不思議な食感です。大量に胡椒が入っていると聞いていたのでかなり辛いのかなと思ったのですがアクセントに感じるくらいの程よい味で食べやすいです」
豚肉がたっぷり入っていて満足感を得られます。
【胡椒餅 60元(約270円)】
【仲野アナとカナデさん】
「この夜市の特徴は何ですか」「日本の方によく知られているのは『士林夜市』だと思うんですけど」「ガイドブックによく載っていますよね」「ここは『士林夜市』とは違って台湾の地元の人がよく来る夜市なんです」
まるで休日の夜のように通りいっぱいに人がいるのはお祭りの日ならではだそうです。
日本では珍しいほど色鮮やかな果物が並ぶこちらの屋台で完全に熟す前の青いマンゴーを試食しました。
【仲野香穂アナウンサー】
「硬い。甘くなくて酸味があるんですけど癖になります。おいしい。初めて食べました」
【カナデさん】
「よくかき氷で一緒に食べるんですけどそれも美味しいです」
香ばしい香りや甘い香りなど進むたびにさまざまな誘惑の香りがする夜市で『臭豆腐』に出合いました。
臭豆腐は豆腐を発酵させたもので臭いが強いのが特徴です。
初心者は揚げたものが食べやすいということで挑戦してみました。
【仲野香穂アナウンサー】
「口に入れた瞬間、餃子みたいな味がするなと思ったのですが鼻に抜ける何とも言えない…これが臭豆腐の名前の由来ですかね。豚骨のような香りが…口の中からなくなってもずっと残り続けています。カナデさんは日常的に食べるんですか」
【カナデさん】
「普通に晩御飯として食べます。
【臭豆腐 60元(約270円)】
臭豆腐は日本で言う『納豆』のような存在だそうで現地でも好みは分かれると言いますが熊本から一緒に台湾に行ったカメラマンは。
【森崎カメラマン】
「おいしい」
皆さんも挑戦してみてください。
一方、こちらはミシュランで『コストパフォーマンがよく良質な店』という『ビブグルマン』に選ばれている『陳董藥燉排骨』です。
薬膳スープで豚骨を煮込んだ『薬燉排骨』をいただきます。
【薬燉排骨 90元(約405円)】
【仲野香穂アナウンサー】
「漢方の香りの奥に豚骨の甘みも感じられておいしいです。じわっと体があたたまってくるような。ひと口で感じますよ」
骨の周りについた肉にも漢方の入ったスープがしみ込んでいます。
【仲野香穂アナウンサー
「子どもも夢中になって(骨を)しゃぶってますよ」
今回は台湾のケーブルテレビ『ビデオランド緯來日本チャンネル』の皆さんに
地元おすすめのグルメや観光スポットを案内していただきました。
この魅力あふれる台湾をみなさんも訪れてみてはいかがでしょうか。