密漁者からレンジャーに、ウミガメ保護への小さな一歩 マレーシア

密漁者からレンジャーに、ウミガメ保護への小さな一歩 マレーシア

  • AFPBB News
  • 更新日:2020/08/01
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マレーシア・レダン島の営巣地で、アオウミガメの卵をボランティアに見せる男性(2020年6月27日撮影)。

【AFP=時事】マレーシアの浜辺でカメの営巣地を守るアジズ・ムスタファさん(44)は、今でこそレンジャーとして働いているが、以前はカメの卵を集めて売る側の人間だった。

ムスタファさんの転身は、ウミガメを保護する厳しい活動における成功例の一つだ。ウミガメは南シナ海からマレーシアの砂浜まで移動して産卵する。

同国の海岸は、アオウミガメやタイマイ、オサガメなどの営巣地となっている。ふ化の瞬間や、海へと向かう赤ちゃんを見ようと長きにわたり観光客が訪れる場所となってきた。

しかし海洋汚染や沿岸開発、さらには密漁者によってその個体数は著しく減少している。地元では、食材としてウミガメの卵は人気がある。

それでも、保護活動家らの働きかけは前進している。ムスタファさんのように考え方を変える人が増えている他、主要営巣地となっている北東部トレンガヌ州では、卵の取引が禁止された。

トレンガヌ州レダン島の浜辺で、ウミガメの産卵を見守りながらAFPの取材に応じたムスタファさんは、「カメと卵は私たちの国の宝物」と語る。

「ウミガメにとっての代理親みたいなものだ。将来の世代のために彼らを守りたい。大きく育ったウミガメがここに戻って巣作りをすることに喜びを覚える」【翻訳編集】AFPBB News

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