開会式は主将のみ 県岐阜商、九州国際大付など6校は欠席...コロナとも戦う夏/甲子園

開会式は主将のみ 県岐阜商、九州国際大付など6校は欠席...コロナとも戦う夏/甲子園

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  • 更新日:2022/08/06

第104回全国高校野球選手権大会が6日に甲子園球場で開幕する。5日は開会式のリハーサルが行われ、43校の選手が参加した。PCR検査で新型コロナウイルスの集団感染と判定された九州学院(熊本)や県岐阜商、多数の体調不良者が出た九州国際大付(福岡)など6校が欠席。大会本部はリハーサル後に新型コロナ感染拡大防止のため、6日の開会式は各校の主将のみとすることを発表した。第1日は日大三島(静岡)-国学院栃木など3試合が行われる。

午前9時に始まった開会式のリハーサルで、球児たちが生き生きと聖地のグラウンドを1周した。その約8時間後、開会式の運用が急きょ変更された。当初は各校の登録選手全員が参加する予定だったが、感染拡大防止のため、主将のみとなった。

事前のPCR検査で集団感染と判定された浜田(島根)、帝京五(愛媛)、有田工(佐賀)、九州学院に続いて、この日は、新たに県岐阜商が集団感染と判定された。九州国際大付も複数の体調不良者が出ており、リハーサルを欠席。計6校が開会式に参加しない状況を考慮し、山本秀明高校野球総合センター長は「さらにしっかりした対策を取るために決断をした」と説明した。

今夏の甲子園大会は2019年以来3年ぶりに観客の入場制限を設けずに行われる。従来の様式に戻りつつあるが、第7波の到来もあり、対策の徹底が求められる。

大会中もPCR検査を実施し、感染が疑われる選手が出た場合でも、集団感染ではないと判断されれば、試合開始2時間前まで登録選手の変更が可能になる。山本氏は「甲子園を目標に頑張ってきた選手のためにも必要な感染対策を徹底しながら出場の道を考えていきたい」と説明した。

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開会式を前日に控え、リハーサルが行われた。選手宣誓する横浜・玉城陽希=5日、甲子園球場(撮影・斉藤佳憲)

3年生は新型コロナ蔓延後の20年春に入学した世代。選手宣誓を務める横浜(神奈川)の玉城陽希主将(3年)は「(コロナの)影響を踏まえながらスタートした苦悩の日々、普通に(練習や試合が)できない状況下…。野球ができる喜びを伝えたい」と話した。コロナに翻弄され、戦いの場に立てなかった選手もいる。全国の球児の思いを背負い、第104回大会が開幕する。(武田千怜)

■第104回大会の主な開催要項

▼観客 観客の入場制限は2019年以来3年ぶりに設けない。座席は全席指定。

▼応援 感染対策を講じた上でアルプス席での応援が可能。ブラスバンドは楽器を使う生徒を50人以内。大声での応援は控える。

▼選手変更 新型コロナウイルス感染者や疑いのある選手が出た場合、選手の入れ替えは試合開始2時間前まで可。登録を外れた選手の再登録も可。大会前や期間中にPCR検査を実施。

▼日程変更 集団感染と判断されても日程変更により出場が見込める場合、同じ回戦のなかで日程を変更することがある。

▼球数制限 1人の投手が投球できる球数は1週間500球以内。

▼タイブレーク 延長十二回を終えて同点の場合、延長十三回以降は無死一、二塁から開始。決勝でも適用する。

▼継続試合 天候不良などで試合続行が不能と中断された場合は翌日以降に中断された場面から再開。九回完了か、勝敗が決するまで行う。

▼休養日 3回戦終了翌日、準々決勝翌日、準決勝翌日に設定。休養日を含め17日間の日程で、順調に試合が消化されれば決勝は22日に行われる。

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