箕島・中川が公式戦初完投、監督はあえて試練与える

箕島・中川が公式戦初完投、監督はあえて試練与える

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/09/16
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先発し、公式戦初完投した箕島・中川(撮影・望月千草)

<高校野球秋季和歌山大会:箕島4-3高野山>◇16日◇1次予選2回戦◇紀三井寺球場

DeNA中川虎大投手(20)の弟でプロ注目左腕の箕島・中川大雅投手(2年)が、9回4安打3失点の力投で公式戦初完投勝利を挙げた。

意地で投げ抜いた。1点リードの4回2死から、この回3つめの四球で2死満塁のピンチを招いた。「テンパってました」と失投を中前に運ばれ同点。追いすがる高野山打線を前に苦しい展開が続いたが、北畑清誠監督(49)は「(中川を)替えるつもりもあったけど、ここを踏ん張れないと背番号1番じゃないなと。投げきったら成長できると思いました」とあえて試練を与えた。中川自身の志願もあり続投も、5回2死から連打されて勝ち越し点を献上。ただ、落差のあるカーブも駆使し、6回以降の4イニングは無安打無失点に押さえ込んだ。

今夏の代替大会では、中川は主に救援を担当。公式戦での先発は昨秋以来となり「先発は試合を作らないとダメ。特に良いところはなかったと思います」。打っては9番ながら、3打数2安打1打点。同点の7回1死三塁では、中越えに決勝の適時三塁打。バットでも勝利に貢献したが、ほろ苦さが残る試合となった。

同じ県内では、最速152キロ右腕の市和歌山・小園健太投手(2年)など、速球派投手が早くも話題に上がる。「僕だけ左利きなのでそこがアピールポイント。まずは和歌山で1番いい投手になりたい」。今秋の新人戦で、最速143キロをマーク。成長を重ねた先に、目標とするプロの世界の扉を開く。

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