阪神反撃も7失点響く「球際はうちの課題」矢野監督

阪神反撃も7失点響く「球際はうちの課題」矢野監督

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/09/17
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巨人対阪神 8回表の攻撃を終え選手交代を告げる矢野監督、右は三振した梅野(撮影・加藤哉)

<巨人7-6阪神>◇16日◇東京ドーム

阪神は0-7から終盤の反撃で1点差まで迫ったが、先発青柳と桑原で喫した前半の7失点が重すぎた。自力V消滅一夜明けで意地が試されたが、巨人に勝てない屈辱の日々が続く。矢野燿大監督(51)は「阪神ファンのみなさんに、腹立たしい思いをさせている。重々承知している」と虎党の思いも察し、3戦目の奮起必勝を誓った。

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0-7から9回に1点差まで迫ったが、反撃はあと1歩届かなかった。自力V消滅一夜明けも、巨人のマジック減らしをアシストする黒星で、その差はついに11・5ゲーム。必勝を期して臨んだ直接対決で連敗し、突き放された。

“飛車角抜き”のG打線に、前半で7失点したことが最後まで響いた。巨人は坂本が軽い体調不良、岡本は軽い腰痛で先発メンバーから外れた。変則右腕の青柳に対し、左打者がずらり9人(若林は両打ち)。青柳は2回に田中俊に今季初安打となる先制弾を浴び、4回には立岡にこちらも今季初安打のタイムリーで追加点を許した。

矢野監督 気持ちの部分でも何かうまくやろうとそっちが先行しちゃって、一番大事な打者に向かっていくところが、あまり感じられなかった。

先発の軸として期待が高いだけに、攻めの姿勢が見えなかったことに、落胆の色を隠せなかった。試合前時点で青柳の今季被打率は右打者の1割8分6厘に対して、左打者は2割9分7厘。坂本と岡本の主軸2人を欠いたオーダーに攻略され、5回持たず6安打5四球で5失点降板となった。

これで東京ドームは開幕から8戦全敗。巨人本拠での開幕8戦8敗は1963年(昭38)以来57年ぶりの屈辱で、同年の球団ワースト記録であるG本拠開幕9戦9敗が目の前に迫ってしまった。そして、宿敵との対戦もこれで3勝12敗。同カードは08年から13年連続勝ち越しなしが決まった。矢野監督は「昨日、今日とやっぱり球際という部分はうちの課題かな。ジャイアンツとの差というところでは、そういうところを感じている」という。ただ、このままでは終われない。

矢野監督 こうなって、阪神ファンのみなさんには、腹立たしい思いをさせていると思う。それは重々承知している。できること、目の前の試合を目いっぱいいくしかないんでね。ずっとそれしかないんで。やりきります。

エース西勇を中5日で送り込む17日こそ、意地の勝利をつかみ取りたい。【松井周治】

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