「父親と一緒に死ぬべき」苦境のピルロ、17歳愛息への誹謗中傷に嘆き「全く関係ないのに...」

「父親と一緒に死ぬべき」苦境のピルロ、17歳愛息への誹謗中傷に嘆き「全く関係ないのに...」

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  • 更新日:2021/05/02
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ピルロ(左)が、17歳の息子ニコロくん(右)のSNS上での被害に言及した。(C)Getty Images

イングランドからのムーブメントがより良い世界に繋がることを、誰もが望んでいる。ユベントスのアンドレア・ピルロ監督も、きっとそのひとりだ。

指導者経験がなかったにもかかわらず、今季からイタリアの絶対王者ユベントスの指揮官に就任したピルロは、現役時代にプレーした“老貴婦人”で苦境にある。

チャンピオンズ・リーグでは、ラウンド・オブ16でポルト相手に敗退。悲願の欧州制覇に届かなかった。さらに、9連覇中のセリエAでも10連覇の可能性が完全消滅。宿敵インテルの11年ぶり制覇が濃厚となっている。

国内外で精彩を欠き、フラストレーションからか、一部の者は道を踏み外した。ピルロの息子が先日、SNSで誹謗中傷メッセージが寄せられていると明かしたのだ。なかには、「父親と一緒に死ぬべきだ」など、17歳に向けた言葉とは思えないものまである。
イタリア衛星放送『Sky Sport』によると、1日の会見でこの件について問われ、ピルロは「これは社会的な問題だ。前を見て、世界がより良くなるように、こういう人間がメンタリティーを変えることを願いつつ、冷静にこういうことをなくしていこうとする必要がある」と述べた。

「私は長年この環境におり、公人であることの意味を知っている。全く関係ない息子に申し訳なく思っているよ。ただ、キーボードの後ろに隠れる者に構わず、前を見なければいけない」

愚か者に振り回されることなどない――確かにそうかもしれない。ただ、ピルロ自身が言うように、これらの問題を解決しようとしていく必要もある。

人種差別・誹謗中傷を非難し、ソーシャルメディアにおける投稿を一時停止しようというイングランド・サッカー界のボイコット運動には、UEFAなども賛同・連帯した。これらの動きが、ピルロの息子のような被害者を生まない社会へと繋がるのを願うばかりだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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